創作者が萌え製造機扱いにつらくなる理由と原因について考えてみた

萌え製造機

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昨今はSNSで交流をしながら創作活動をすることが主流となり、
閲覧者の反応や旬のジャンルの勢いが目に見えてはっきりとわかる時代になりました。

はじめは楽しくやっていたはずの創作活動でも、
評価を気にするあまり、「もしかして自分、萌え製造機扱いされてない…?」と思ってしまう側面は、創作者なら誰でも訪れるものです。

ないがしろにされている!と怒るのは簡単ですが、いったいこういう風に思ってしまう背景にはどういう心理が働いているのか気になったので、自分なりに考えてまとめてみました。

萌え製造機扱いされたと感じる理由

萌え製造機扱いされていると感じてしまう理由についてですが、
なぜそんなことを言われてもいないのに思うかというと、
心から自分が表現したいものじゃないものを創作しているからです。

「そんなに好きなわけでもない旬ジャンルの絵を、評価されるからという理由で描く」みたいな事例が一番わかりやすいかと思います。
とりわけ、リアルタイムで人が反応を示してくれるTwitterなどでは、旬であったり人気のものを描くことで、人に反応されやすいです。
これに味をしめ、そこまで「描きたい!」と思っていないものを評価を狙って描き続けることで、だんだん何のために描いていたのかわからなくなっていく…
そして気づくと、「自分には萌え製造機としての価値以外ないのでは?」「好きなものを描いても反応されないのでは?」と思い始めている、という流れに…

また、私もそうなのですが、他人との交流があまり得意ではない、どちらかというと創作に時間を割いているタイプの人も陥りやすいと言えます。

交流が苦手なのでどうしようもないといえばどうしようもないことではありますが、
Twitterなど創作以外の側面も見えるところで人から反応されるのが作品をアップした時だけだと、「私の描いたものは消費したいけど、私個人のことはどうでもいいんだな」という闇堕ち無限ループに入ります。

フォロー、フォロワーは購読者と被購読者の関係でしかないので、期待しすぎと言われればそれまでなのですが、一度不信感のループに入ると、創作どころではない心の落ち込みを抱えることになります。
まともな頭であれば、「反応してくれてありがたいなぁ」と思うところが、素直に感謝できなくなってしまうのです。

また、私は経験がありませんが、
実際に人から直接萌え製造機扱いされたことがある方もいるでしょう。

こちらは言うまでもなく消費物扱いされたこと自体に苛立ったり、凹んだりしてしまうものです。
リクエストなどをしてくる相手に悪気がなかったとしても、受け取る側にその余裕がなかったり、そもそもそういった行為が好きでない場合は、辛いだけですよね。

原因は大きく分けて2つ

「萌え製造機扱いされている」と感じてしまう原因については、
「自分の人格や人生と、自分の創作物を一緒くたに考えている」のが一番最大のものでしょう。

原因の出処別に、中身も大きく二つに分かれます。

原因の内的要因

まずは内的要因から。

これは創作をやっている人には説明するまでもなく、自分の創作物と自分を切り離して考えるのが難しいというのが理由です。

自身の体験や想像力を元に創作活動は行われるわけで、100%自分と創作物を切り離して考えることは至難の技です。
しかし一方で、アイデアは自分がゼロから発想したものではなく、たまたま世に出すための媒介として自分が選ばれたのだ、という考え方も存在しています。

この考え方はTEDの動画「エリザベス・ギルバート “創造性をはぐくむには”」で紹介されていたものです。

↓動画内容は全編日本語でテキスト化されています。

原因の外的要因

外的要因としては、SNSなどの評価があります。

Twitterやpixiv、小説家になろうなど、大手の創作物投稿サイトは目に見える形で評価が行われることがほとんどです。
ブックマークや評価を受けることで承認欲求が満たされるという側面は誰も否定できませんが、承認欲求の旨味はある種麻薬のようなものです。

創作物と自己を切り離しづらい創作者の性分で、
いつしか作品への評価が己への評価へとすり替わった結果、反応されないなら作る価値はない→自分のいる価値はない→萌え製造機としてしか望まれていないのか…という思考になってしまうことは想像に難くありません。

まとめ

以上、萌え製造機扱いされたり、そういう風に受け取って辛くなってしまう理由と原因について考えてきました。
しかし、こうなってしまった時の対策については未だ私が悩みの渦中にいることもあり、見出せていません。
心から好きなものを、自己満足でいいから作ればいいじゃないか!とわかっていても、なかなか「他人から評価される」という快感が忘れられないのだろうと思います。
こういう状態になった場合は、今一度「なぜ創作が好きか」「どんなものが好きか」といった原点に立ち返る必要があるのかもしれません。

◆こちらもあわせてどうぞ

超大手ジャンルが地雷だった場合の身も蓋もない回避法

 

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