ループする不安に囚われたら「1ヶ月続く悩みか?」と考えてみる

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この記事の最終更新日は【2018年8月19日】です。

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現代社会では、まったく不安なく暮らしているという能天気な人はなかなかいないと思います。
しかも、人の気分は起こる出来事だけでなくバイオリズムや天候によっても変化していくものです。
一度不安にとらわれてしまうと、性格や考え方の癖によっては抜け出しづらく、
「あとから考えると無駄だった」と思うような時間を過ごしてしまいがち。

いつも100%解決できるわけではないのですが、そういうときに筆者が使っている不安の撃退方法をまとめてみます。

※本記事で触れている「不安」は、うつ病やその他の精神疾患における重度の不安状態ではなく、
より軽度で日常的な不安状態についての内容です。
人命に関わりかねないようなものや、薬による治療が必要な重い不安を抱えている方は、
こちらの記事に書かれている内容でショックを受けて悪化しかねませんので、
あらかじめ閲覧をご遠慮頂き、症状についてしかるべき医療機関へ相談ください。

ループする不安に「気持ちを切り替える」「ポジティブに考えよう」はうまくいかない

「ループする不安」というのは、以下のような悩み。

  • 今やっている学業や仕事、本当にこれでいいのかな
  • このまま暮らしていけるのかな
  • 自分は人に嫌われているんじゃないか
  • 家族を支えていけるのか
  • 自分が家族にとって邪魔者になってないか

どれも終わりがなく、その場で解決できるものではありませんね。

一人で解決できないもの、単なる妄想でしかないものもあります。

しかし、こういった不安に対して、

「気持ちを切り替えよう」

「捉え方をポジティブに考えよう」

という方法で解決を図っても、うまくいかないことが多くありませんか?

その不安は1ヶ月後もずっと考えている不安ですか?

よく考えてほしいんです。

今悩んでいることって、この先一ヶ月、
24時間ずっと考え続けているでしょうか?

今どんなに不安でも、3日後には違うことで悩んでいる。
あるいは違うトラブルや、不安に頭がいっぱいになる。

その場合の方が、多くないでしょうか?

もちろん、漠然とした不安が頭の片隅にあってもいいんです。

だけど、その不安にとらわれて自分の時間を奪われてしまうのはもったいないことだと思いませんか?

多くの不安は、放っておけば1~2日も経てば人は「忘れ」ます。

時が解決してくれることを信じて、「不安を棚上げ」する事ができれば、
無理に「不安を払わねば!」とジタバタして結局何もできないということが減っていきます。

不安に「逃げられる」のは暇だから?

もう一つの考え方として、ループする不安に陥るのは「暇があるから」というものがあります。

一見過激な見方ですが、
たしかに命の危険が迫っている時に、
「私の生きてる意味は…」と言った漠然とした悩みって考えませんよね。

考えても仕方のない悩みや不安に浸っていられるのは、
ある意味その余裕があるからとも言えるのではないでしょうか。

他人からこんな風に断罪されるとカチンときてしまいますが、
もし自分で「あ、今どうしようもない不安がループしてるな」と気付いたときに、

「時間を持て余してるから、不安に逃げてるのかな」と思い直せれば、
心のざわざわを少しでも落ち着けることが可能になります。

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