同人印刷の原稿締め切り日はいつになる?予約型と印刷通販型の違いとは

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同人誌印刷入稿締切日いつ?
同人誌を作る時に必要になる入稿締切日は、印刷所によって決まり方が変わってくることをご存知でしょうか? 原稿の入稿日は、厳密に言ってしまえばその印刷所ごとに異なるわけですが、大きく分けると決まり方はだいたい2タイプに分かれます。 その2つというのが、予約型と印刷通販型。 両方とも利用してみた体験をもとに、入稿締め切り日の観点からのメリット・デメリットをまとめてみました。

予約型と印刷通販型の違い

まずは双方の印刷所の違いについて表で簡潔にまとめました。
予約型 印刷通販型
メリット ・あらかじめ入稿までのスケジュールが立てやすい ・予約しているので入稿すれば確実に印刷してもらえる ・注文→入稿→支払いまでがスムーズ ・予約はしたが入稿していない宙ぶらりん状態がない ・ポイントサービスなど、継続利用でお得になることも
デメリット ・本の仕様をある程度決めておく必要がある ・自分のタイミングで締め切りを設定し辛い ・原稿が完成している前提 ・自分で締め切りやスケジュールの管理が必要 ・予約できないので繁忙期は埋まってしまうことも
締切はいつか 印刷所が指定した期日 作家の好きなタイミング(完成日を気にしない場合)
では以下でそれぞれのタイプの具体的な特徴について触れていこうと思います。 [adrotate banner=”6″]

予約型の詳細

昔からある同人印刷所に多いタイプ。 印刷所にどのプラン(セット)を使うか、どんなページ数の本かを伝えてあらかじめ予約をし、それをもとに入稿締切日が決定する。 注文する時にある程度仕様を決めておかないといけないが、原稿が真っ白でもとりあえず予約だけすることも可能。 逆に言えば、イベントではないときに印刷したい場合でも予約が必要になるので手間は少しかかる。 このため、出たいイベントがすでに固まっている人や、公開締め切りページだと身が入らない「これがあなたの締切ですよ」という軽いプレッシャーがほしい人には向いている。 オンライン化されている場合でもユーザーごとのマイページでそれぞれの注文ごとに締め切りが管理されていたりする。(ポプルスなど) 予約型同人印刷所の例:ポプルス栄光(えいこう)STARBOOKS、など

印刷通販型の詳細

Amazonなどのオンライン通販サイトのように冊子印刷商品を注文できるタイプ。 冊子商品をカートに入れて決済したり、プランを選択して決済したりと方法は印刷所によっていくつか異なる。 もともと企業向けやデザインイベント向けで「印刷通販サイト」を運営している印刷所が「同人印刷」部門を始めたパターンが多い。 最大の特徴は「いつでも入稿可能」なこと。 基本的には注文した日に入稿しないといけないのが特徴。(=注文と入稿がセットになっている) ただし、イベント合わせや早期入稿用には別途締め切り日の表があらかじめ公開される場合もあるので、 完全に自分で好きなタイミングで締め切りが決められるわけではない。 あと、いつでも入稿できる(=予約できない)という特徴から、繁忙期は受付上限に達してしまうこともあるので、 大型イベントへの参加でこのタイプを使いたい場合は早めに完成させないと最悪受付が終了していて刷れなかった、という事態になる可能性がある。 最近はこちらのタイプの印刷所のほうが増える傾向にある…気がする。 ポイントが加算されるサービスなどがあり、継続して同じ印刷所を利用するとお得になることも。 印刷通販型同人印刷所の例:グラフィック(コミグラ)プリントキングプリントネットなど

締切日別:どっちの印刷所タイプを選べばいい?

個人的に印刷所のチョイスは値段と部数と使いたい紙の有無が最重要だと考えていますが、締切日重視で決めるなら印刷所のタイプもおなじくらい重要な要素ですよね。 締切をある程度自分で決めたい人:印刷通販型 締切は決めてほしくてそこに向けて頑張りたい:予約型 のような感じでおおまかに印刷所を絞り込んでから、その他の要素で決めるのもアリだと思います。 ※おおまかに2分していますが、予約は不要でも注文と入稿がセットになっていない(後日入稿可能な)印刷所や、どちらのタイプとも言えない印刷所もあるので、そのあたりの細かいところは各印刷所のサイトでご確認ください。 ◆同人誌を作りたい人向けの関連記事 少部数かつ安く同人誌を印刷したい場合のおすすめ印刷所まとめ 同人誌の自家通販おすすめ発送方法まとめ 【同人誌】コピー本を作りたいならキンコーズへ!メリット&出来ることまとめ 同人誌の自家通販をやる時に用意すると便利なものをまとめてみた マンガ同人誌を作るソフトは「CLIP STUDIO PAINT EX」を買うべき5つの理由 小説同人誌を作るにあたって参考にした3つのデザイン関連書籍たち