【動画あり】iPadからDiscord(PC版)でお絵描き配信する方法

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ipadからdiscordで配信方法

ゲーム系コミュニティでよく使われている通話アプリのDiscordにはDiscordLiveという配信機能があります。

もともとはゲーマーの実況向けに実装された機能ですが、自分で対象のソフトウェアを追加することでお絵描きソフトの画面など、ゲーム以外のものも配信可能です。

今回はこれを利用して、iPadのクリップスタジオペイントから、個人通話やサーバーのボイスチャットでお絵描き配信をする方法を紹介します。

2020年5月現在、iPad版のCLIPSTUDIO PAINTには配信機能がありませんので、Discord上で作業を共有したければこの方法を使うのが一番楽です。

本記事でご紹介する内容は、基本的にはnoteで公開されていた「遊長 時」さんの記事を参考に、Discordの配信機能と組み合わせたものです。

なお、今回のやり方ではパソコンを経由するため、Discordの通話はパソコン側から繋ぐことになります。

スマホ・タブレット用のアプリには2020年現在ライブ配信機能がまだ実装されていませんので、パソコンでの通話環境は必須になります。

この説明で使用しているDiscordはパソコン用のアプリケーション版(Windows10)で、iPadは第6世代のwi-fiモデル(最新OSに更新済)です。

それでは、実際に配信のやり方を見ていきましょう。

1:パソコン側にソフト「LonelyScreen(ロンリースクリーン)」をDLする

まず初めにパソコン側に配信用のソフト「LonelyScreen」をインストールします。

このソフトはApple製品に備わっている画面共有機能「AirPlay」を活用したものです。

ソフトをインストールするのはパソコン側のみでOKです。

日本語の場合は窓の杜からダウンロードするのがわかりやすいです。

「LonelyScreen」や「iPad 配信」で検索するとわかりやすい説明がいくつもアップされていますので、細かい導入の仕方はここでは省略します。

2:Discordで配信の設定をする

次にDiscord側で先ほどダウンロードした「LonelyScreen」を配信できるように設定します。

パソコン版Discordのユーザー設定画面(歯車のマーク)に行き、「アプリの設定」の「ゲームアクティビティ」を開きます。

「ゲームが表示されませんか?」のすぐ横にある「ゲームを追加する」をクリックして、「LonelyScreen」の実行ファイル(拡張子が「.exe」になっているファイル)を指定します。

これで、「LonelyScreen」が起動している間、Discordから配信できるようになりました。

(「ゲームを追加する」を押すときはLonelyScreenを起動しておいてください)

3:iPadからミラーリングを行う

iPad側でお絵かきソフトを起動し、コントロールセンターから「画面ミラーリング」を選びます。

コントロールセンターは、iOS13の場合、右上から斜め方向に指でスワイプすると出てきます。

画面ミラーリングを押すと、「LonelyScreen」が選択肢に出てくるのでそれを選びましょう。

ミラーリングが完了すると、パソコン画面上のLonelyScreenにiPadの画面が表示されます。

4:Discord上で通話を開始

ミラーリング作業がうまくいったら、今度はパソコン側のDiscordから通話を開始します。

このあと、いよいよ実際に配信を行っていきますが、この時ボイスチャット先がどこなのかで配信の方法が若干異なります。

5ー1:サーバーの場合

サーバー上のボイスチャットチャンネルに入った場合、DiscordLiveを用いたやり方になります。

左サイドバーの通話ステータス上「現在プレイ中ソフト」(今回は「LonelyScreen」)の右端にある配信ボタンを押すと配信が開始されます。

あとは同じボイスチャットにいる人がライブ配信に入ってくれれば画面共有完了です。

5ー2:DM(ダイレクトメッセージ)での個別通話の場合

DMでの個別通話の場合、従来の画面共有機能を用いたやり方になります。

まずは通話を先につないでください。

そして通話画面の一番左端、「モニター」のマークを押すと画面共有を開始できます。

画面共有をしたいアプリケーション、ここでは「LonelyScreen」を選択します。

DMでの通話だと、デスクトップごと画面共有するのも簡単にできます。

例えば漫画を描いていて、原作と作画担当がお互い資料と原稿を見ながら共同で制作をする…とかに使えるかもしれません。

以上、iPadからDiscordでお絵描き配信をする方法のまとめでした。

最後に、この方法にはひとつ注意点があります。

離席などで長時間作業をしない場合、iPadの画面がスリープ状態になるとミラーリングが解除されてしまう場合があります。

あらかじめスリープ状態にならないよう気を付けるか、再度コントロールセンターから接続してください。

ミラーリングが解除されてしまうと、ライブ配信は真っ黒な画面、あるいはオフ状態になりますので、配信画面を繋ぎなおしたらボイスチャットの相手に一声かけてあげるといいかもしれません。

あと、iPadの通知は配信開始前にオフにしておかないと全部丸見えになるのでお気をつけて!

(おやすみモードにしておく等をおすすめします)

VOICEROIDを使って動画でも解説しています。

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