いまさらはじめる戦国大戦群雄伝のススメ


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昨今ではソーシャルゲームの流行もあり、数多くの戦国ゲーが生み出されてきましたが、
これらゲームの利点はストーリーで歴史の流れを覚えやすい所にあるといえるでしょう。

で、このストーリーが優れているなあと私が思う戦国ゲームの中に、
セガのアーケードカードゲーム「戦国大戦」があります。

公式があまり推さないので戦国無双などに比べると知名度は低いものの、
戦国大戦の群雄伝はマイナーな逸話や人物などにもきっちりスポットライトをあてた作りになっています。

既存の作品で史実成分に物足りなさを感じていた人や、
普段は信長の野望を遊んでいる玄人寄りの人にこそ遊んで欲しいぞ!
と思ったので、初心者が勝手ながら紹介記事を書くことにしました。

本記事は、ゲーセンに普段まったく行かないような感じの人を対象として執筆しました。
大戦プレイヤー歴の長い方には鼻で笑いたくなるような部分もあるかもしれないですが、軽く流してやってくださいな。

ストーリーモード・群雄伝のススメ

群雄伝は戦国大戦のなかにあるモードの一つで、一人用プレイのモードです。
ですので「ゲーセンのゲーム=対戦もの=対人戦で強くないと楽しくない」と思っている方でも安心して遊べます。
相手はCPUなので、負けても動きを覚えれば対処できますので、対人戦のようにひどく負け越すことは殆どありません。

群雄伝では、以下の大名家のストーリーの他にも、「武将列伝」という個人をテーマにしたストーリーも用意されています。

・織田家(全五章)
・武田家(全四章)
・上杉家(全三章)
・今川家(全一章)
・浅井家(全一章)
・本願寺(雑賀衆)(全一章)
・北条家(全二章)
・毛利家(全三章)
・島津家(全二章)
・豊臣家(全四章)
・伊達家(全二章)
・徳川家(全二章)
・長宗我部家(全三章)
・真田家(全一章)

戦国大戦とはどういうゲームなのか

詳しくは公式サイトの説明がわかりやすいのでそちらを読むことをすすめますが、
簡単に言ってしまうと「リアルタイムにカードを操って、城ゲージと呼ばれる体力ゲージを先にゼロにしたほうが勝ち」というゲームです。

もちろん試合時間もあるので、時間切れの時にゲージがより多く残っていたほうが勝ちです。
カードには兵種が定められていて、騎馬隊や鉄砲隊はカードにタッチすることで突撃や発射などを行います。
コンシューマゲームですと、同じくセガの「天下人」や「信長の野望・創造」の会戦などに似ています。

カードゲームなので、デッキを組んで戦うことになるのですが、戦国大戦には「最大コスト制限」があります。
強い武将ばっかり入れるというわけにいかないわけです。
基本的に強いカード=課金額になりがちなソーシャルゲームと違って逆にそこが面白いんですけどね。

この最大コスト制限は、対人戦だと「9コストまで」と決まっているんですが、群雄伝では8~12くらいまでばらつきがあります。
古い群雄伝だと12コストまでオッケーだったりするので、初心者でも難なく勝つことができるようになっているというわけです。
(最近追加された新しい群雄伝だと、コスト厳しめのこともありますので慣れてからのがいいでしょう)

最低限必要なもの

・プレイ料金
大戦の料金体系はクレジット制という方式をとっていて、
簡単に言うと700円入れると3試合という換算。

ただし、今は大抵の店で割引が行われているので、
400円で3試合というところが多いです。
大都市の安い所だと300円で3試合というゲーセンもあります。
また、カード排出のない設定の台では、カード排出のある台より安く遊べる場合が多いです。

台ごとに交代制・無制限の区別がある事がほとんど。
群雄伝をやりたい場合は一気にストーリーを見たいと思うので、なるべく無制限台を狙うのが吉。

・武将カード
群雄伝でイベントを見るには指定の武将カードが必要になります。
カード自体は安くて一枚30円程度から。イベントの中核をなす主人公のSRカードなどは200~700円位のことが多いです。
オンラインショップやカードショップ(実店舗)などで一枚ずつ購入が可能。
各群雄伝でどの武将カードが必要かは、有志によるWikiに情報が載っているので、確認を。

カードが痛むのが嫌だなーという方は、スリーブもあると便利です。
公式スリーブは台近くの自販機に売っていますが、売り切れのことも多いのでカードショップとかで買っておくほうが無難。

・aimeカード
プレイヤー情報を記録しておくためのICカード。
300円。たいてい台の近くの自販機で売っています。
おサイフケータイ対応機種などでは携帯で代用することも可能らしい。
筆者はICカードの方しか使ったことがないので携帯を使いたい場合はwikiを参照してみてください。

無料体験会でチュートリアルのみ無料で遊べる場合もあります。
やりに行きたい店舗が開催しているかチェックしてみてはいかがでしょうか。

オススメの群雄伝

どの章からでもプレイできるので、好きなところから遊べます。
武将列伝は全5~6話程度と短く、クリアまでが早いのでおすすめ。

武田伝

たいてい武田家のストーリーというと武田信玄が死んで終わり…なんですが、
大戦の群雄伝では信玄死後の勝頼の時代や武田氏滅亡まで、きっちり最後まで描いています。
なかでも真田丸で話題の真田昌幸が武田勝頼と幼なじみで仲良し設定。
第三章・第四章はこの二人が中心で話が進むので、真田丸で勝頼に興味を持ったという人は第三章からぜひどうぞ。

上杉伝

こちらも武田伝同様、上杉謙信死後の上杉景勝が越後をまとめ上げるまでの過程を描いた第三章が見所。
新発田重家の乱、庄内の最上義光と戦った十五里ヶ原の戦いなどもきっちり描いてくれています。
とくに、第三章での本庄繁長の忠臣への変貌ぶりが景勝への信頼感を示しているようで非常に萌える。
上杉景勝のその後を知りたい人は、ぜひ関ヶ原伝の東北の章もプレイしてみてください。

今川伝

花倉の乱や北条家と争った河東一乱など、大河ドラマ「風林火山」を見ていた人なら思い出す戦がテーマ。
海道一の弓取りこと今川義元と、その参謀太原雪斎が中心。後のほうで松平元康(のちの徳川家康)と家臣団も出てきます。
最後はもちろん桶狭間の戦いですが、戦国大戦の今川義元は他の作品と一風変わった覇者オーラ満々のハイテンションな男なので、見ていてなぜか元気が出ます。
義元は初心者向けモードの初心の章や北条伝などでもちらほら顔を出していますが、出てくるたび存在感が半端ないです。
一度見たらクセになる義元です。

北条伝

武田伝、上杉伝と同じく二章構成で滅亡までを描いています。
第一章は北条氏康の初陣~上杉謙信の小田原攻めまでを扱う氏康の成長物語。
第二章は里見氏との戦いから氏康の死を経て、覇者たるがゆえに滅亡へ向かっていく北条家のストーリー。
他作品ではなかなか見ることが出来ない北条家の側から見たストーリーが見れるので、北条好きならぜひ最後まで見て欲しい。
北条氏規と徳川家康の友情話もなかなか渋い話で泣けます。

関ヶ原伝

東北の章

東北の章という名称ですが実質はほぼ上杉家の関ヶ原伝です。
ですが、真の見所は第二話以降登場の最上義光。
秀吉に対して「畜生猿」なる発言をしているのですが、秀吉に対しての憎悪をきっちりと描いているのが好印象。
(天下人であったためか、秀吉に対する悪評や悪態はどうしても創作物では差っ引いて考えられがちな気がするので)
また、第五話の松川の戦いでは、すっかり景勝の上杉家の柱石となった本庄繁長の安定感のある格好よさが拝めます。
カマっぽい伊達の屋代景頼に絡まれて辟易しているのもかわいい。

武将列伝

北条早雲伝

戦国の幕開け、最初の戦国大名とも呼ばれる北条早雲の一代記。
京で応仁の乱を見て「大名になる」ことを決意した伊勢新九郎青年が、太田道灌との出会いを通じて関東で国を築いていく様子が描かれる。
上杉定正や足利茶々丸・大森藤頼・三浦道寸など、小説「疾き雲のごとく」を読んだ人なら思わずにやっとするような面々が登場。
(しかも固有グラフィックで。ただしカード化はされていない)
早雲に付き従う御由緒六家との軽妙な会話も王道青春マンガのようで笑いを誘います。
大道寺太郎が死ぬイベントは見ているこちらもかなり辛くなりました…
また、第三話では早雲に助けられ今川当主となった今川氏親のちょっと病んでる叔父上大好きぶりも堪能できます。
なお、早雲伝には登場しませんが、1477-1615「日ノ本一統への軍記」バージョンでは早雲の弟「伊勢弥二郎」もカード化されました。

長尾為景

謙信の父で越後守護代にして2度の主殺しを行った長尾為景の一生を描いた数少ない作品。
己のなすべきことのためには味方の犠牲や慣習を物ともしない、まさに「奸雄」な為景の狂気を孕んだ魅力が詰まった群雄伝。
己が主に担ぎあげた上杉定実や、為景の実力は認めつつもその威に服すか揺れている揚北衆とのやりとりも軽妙。
為景が北条早雲や宴武将の長尾景春と手を組んでいたことから、彼らもイベントに顔を出しています。
ちなみに、第三話の長森原の戦いは9コスト制限の時代はかなりの難易度でした。30戦くらい負け倒した記憶が…
「ドリフターズ」や「シュトヘル」などのちょっとイカれた人物が出てくる漫画が好きならツボにくるタイプの、筆者イチオシ群雄伝です。

武将列伝には他にも「武田信虎」「斎藤道三」「織田信秀」「藤堂高虎」「龍造寺隆信」といったそうそうたるメンバーや、「甲斐姫」「千代女」など女子キャラのストーリーもあります。

群雄伝の一覧は攻略wikiを参考にしてみてください。

まとめ

どんなゲームか実際に知りたい場合は、公式が毎日アップしている「頂上対決動画」チャンネルを見るのをおすすめします。
トッププレイヤーのプレイングなので実際に同じことをやれるかどうかは別として(笑)、いくつか見ればゲームの雰囲気をつかむことができると思います。
BGMが格好いいのでそこから入るのもオススメ!サントラもあるよ!

◆こちらもあわせてどうぞ

特集「戦国大戦のカード元ネタ調べてみた」

長尾為景が天下無二の奸雄と呼ばれるようになったわけ

本庄繁長の祖父・本庄時長の生年を妄想してみる

必携!「鮭様」の史実像にせまる決定版『人物叢書 最上義光』のレビュー

 

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