
「こねないパン」って?
藤田千秋氏著の『はじめてのこねないパン』に掲載の、「こねる作業」を必要とせず作れるパンのこと。 (発祥は不明、海外では「no knead bread」と呼ばれる) 一時期、テレビで取り上げられるなど芸能人の間でも流行っていたらしい。 力の必要なこね作業がないこと、それにより発酵時間がゆるやかなので家事や作業の合間に作れることが魅力。 ただし「こね」は必要ないけど、「混ぜる」必要はある。 また、使用する道具もボウルとゴムベラと電子はかり・発酵機能付きオーブンがあれば他はなくても作れるくらい、キッチンありふれたものしか使わないので気楽にトライできる。 上記の本に掲載されているベーシックな丸パンはフランスパン系の素朴な味わいのものだが、 ベーコンエピやちぎりパン、あんパン、メロンパン、食パン(型を使う)など幅広いパンを作れる。 材料も作り方もシンプル+簡単+基礎的なので応用がしやすいからだろう。 同書ではベーキングパウダーを使ったスコーンやパテ、添え物料理のレシピも掲載。 本記事ではこの『はじめてのこねないパン』に準拠して作り方のコツをまとめていく。 ※作り方の詳細や大元の分量については本の転載になってしまうので省略した。 実際に作る場合は本の方を確認してほしい。 本を持っていない場合は、クックパッドやYoutubeなどにも作り方が掲載されている。 ただし人によりやり方が異なるので注意。 [adrotate banner=”6″]パンを作る前のコツ(道具など)
バットはなくてもいい
本文では、バットを用意しろと書いてあるけれど、 結局バットを使うのは成形のときだけなので、大きめの皿などで代用すれば、なくても作れる。発酵機能、予熱機能の付いたオーブンレンジがあると便利
我が家では母が気に入って買ったヘルシオ(SHARP)のそれなりにいい電子レンジがあり、これのオーブン機能で焼いた。 こういったレンジには焼き用の天板がついてくるので、わざわざ鉄鍋等を用意する必要がない。 (というか、こねないパン作りに鉄鍋を使う場合があるらしいことを、コツをまとめるために調べていて初めて知った) オーブン機能付きレンジなら、鉄鍋なくても全然美味しいのが焼ける。基本のパンに使えるコツ
ドライイーストが3gの時の分量
強力粉 200g
水 115g
塩 5g(ベーコンエピ等味のあるパンは3g)
砂糖 8g
※…サラダ油は本の分量通り
ホームベーカリー用にと売っている分包タイプのドライイーストが3gだったので、本のレシピを改変した。
本の分量ではドライイーストは小さじ2分の1とされていて、これは1.5gなので、
純粋に2倍すればいいのかもしれないが、私が作ったときは上記分量で問題なく発酵して美味しく仕上がったのでメモしておく。
分量と焼き具合については、Cookpadの以下のレシピを参考にさせていただいた。

ちょうどいい状態の生地の見極め方
目安は、触った手やクッキングシートに生地が付き残らないくらい。 粉っぽさがないこと。べたつかないこと。 ただし、思ったよりやわらかく水気もありふにゃふにゃしているくらいが正解。 通常パンの生地と言われイメージする「少し乾燥していて伸びる」感じではない。
おすすめの発酵のさせかたとNG例
冬場なら暖房を掛けて締め切った部屋に置くのがおすすめ(日当たりには気をつける) とはいえ、目的の発酵サイズに膨らめば、多少時間は前後しても大丈夫。ベーコンエピ作りに使えるコツ

塩は少なめにする
ベーコンに味がついているため、塩を入れすぎるとしょっぱくなる。ペッパーは気持ち程度に振るくらいで十分

適切な縦幅、横幅


ベーコンはスーパーの普通のベーコンが扱いやすい
ハーフベーコンではなく、一枚物の普通のベーコンがサイズ的に1枚で1本つくるのにやりやすいのでおすすめ。 どんなものを作るかにもよるが、高級ベーコンをわざわざ買わなくても、 スーパーで売っている250円くらいの普通のベーコンで十分美味しいものが出来上がる。 ◆この記事を読んだ人にオススメ!
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