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通常、働くといえば会社に雇用されて通勤を要するものを指すことが一般的だ。
だけど、この「外に出て働くのが圧倒的に向かない人」が存在するということはあちこちで言われており、知っている人も少なくないと思う。
今回、自分の身の上に起きたことと、気づいたことを通して実感した内容をまとめてみた。
今日、バイトを休んだ。
年の瀬のこの忙しい時期にである。
休んだといっても、高熱が出たとか、怪我をしたとか、冠婚葬祭とかではない。
たかだか短期のバイトだというのに、あることがきっかけで死ぬほど行きたくなくなり、メンタル不調を起こしたのが理由だ。
その理由というのは、他人の目線に耐えられないという、わけわからん人からしたらわけわからん内容である。
もともと寝不足気味で行っていたこともあり、休憩時間中に少しでも体を休めようとぐったりしていたのを、同じ職場にいる母から遠回しに「なんか休憩中ものすごい格好してる人いるwwwって言われてるよ」と言われた。
これがだめだった。
(正確には、母には私と分かってそれを言われたわけじゃなく、職場の雑談でこんなことがあったんだよ的な話だったが、聞いていたら明らかに私のことだった)
自分では全く自覚がなかったが、ものすごい格好で休んでるように見えたらしい。
たしかに言われてあとから振り返ったら、普通体裁を気にする人はやらないだろう。
そうは納得しようとしてみても、駄目だった。
「自分のことをそんな風に見てくる人がいる所に行きたくない」という考えがぐるぐるしてどうにもならなかった。
完全に心が折れたようである。
もともと、このバイトが始まる前、かなり精神面のほうが不調にになっていて、自分でも期間中だましだましやって持つものなのか不安だったところに追い打ちをかけられたような格好だった。
事実、今回の休みの前にすでに二度休んでいる。
申し訳なさすぎていっそ首にしてほしいくらいだが、担当の職員の方は普通に心配そうにしてくれるので、それはそれで逆にプレッシャーである。
おかしな理由でへばっているこんな駄目人間より職員さんのほうが大変そうなのに。
決定打は先の雑談の話を聞いてしまったことだが、他にも行きたくなくなる理由はあった。
休んでしまった次の日に行ったら、なぜか休み連絡が伝達ミスで伝わっておらず、「なにもなく来なかったので、このまま来なくなるかと思った」と言われた。
もともと、気にしいで人の信用を損なわないことを無理してでも第一義に行動する節があるので、これも精神的にかなりダメージがでかかった。
偉い人が急に後ろから話しかけてきたり(文字通り身体が跳ねるくらい驚いた)、仕事中後ろをうろうろして観察されている時間があったりしたのもじわじわと辛かった。
加えて、更年期らしい母の言葉の節々がトゲトゲとボディブローのように刺さるのもきつかった。
今更期待しても無駄だけど、「休みたい」「無理」と言った時に「昨晩あんなに楽しそうにしてたのに?」とさもだらけて根性がないだけだみたいに言われると、「ああこの人には話が通じないんだな」と思ってしまう。
昔からこんな感じの言い方をする人だったが最近はとくに耐えられなくなってきた。
自分が弱っているだけに、余計そう聞こえてしまうのかもしれない。
5連勤の初日でこれなので明日は行けるのか非常に心配だが、明日のことは明日にならないとわからない。
今日はとにかく休ませてもらおうと思う。
以上が長くなったが前置きで、以下でなぜこのような思考になってしまったのかについて考えてみる。