「人間」という動物システムからは誰も逃れられないのかもしれない

人間というシステム

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不調を感じる時に「どう考えたら落ち着くか?」を考えていました。

怒鳴ったり寂しくなったりするのは「身体の勝手な都合」かも

「つい声を荒げて怒ってしまった」
「別にストーカー気質とかベッタリしたいわけじゃないけどなんか時々とても寂しくなる…」
よくありますよねぇ、こういうの。
で、特に自分が内向型の人間だと決まってその次に来るセリフが
「あー自分って嫌な人間だなあ」になることも多いかと思います。
ていうか私のことです。つらい。

人間が人間である以上避けて通れない、これら「感情」の問題。

「嫌われる勇気」でおなじみのアドラー心理学の考え方では「感情が私を怒鳴らせたのではなく、怒鳴ることでメリットがあるから怒鳴るという選択肢を選んだ」と解釈がされています。

たとえその人が「怒鳴らないような優しい人でありたい」と思っていても、です。

怒鳴る行為の場合だと、「怒鳴れば相手は恐縮して言うことを聞くだろう、自分の格下になるだろう」という「支配」の目的が働いている、と説明されていました。

これらの説明を読んでいるとあたかも「その人が怒鳴ることを望んでいるから怒鳴るのをやめられない」とも取れるんですが、
私は実態は少し違うのでは?と思います。

アドラー心理学では「理性としての私」と「身体」全てを「私」としていますが、
生きているとどうしても「理性としての私」では説明のつかない部分というのが存在します。
「好きなのにいじめちゃう」とか。

そこでいろいろ考えていたんですが、
こういう「好き避け」も含めて、「自分では望んでいないことをやってしまう」のは、
「実は理性のほうじゃなく身体の側にメリットがあるんじゃないのか?」
「身体の側にもとからある動物としてのシステムにのっとって自動的に反応してるだけじゃ?」
というところに気が付きました。

「怒鳴る」は「自分の意見を受け入れてほしい」=「集団からの排除(太古における死)を避ける行動」と取れますし、
「好き避け」は「万が一うまくいかなかった時に負担がかかる(危機)を回避してる」と言えます。
「寂しい」については「これ以上集団から離れたままだと危険ですよ」というサインの場合が考えられます。

他にも、当てはまる項目は色々あると思います。
創作活動をやってるとどうしてもつきまとう「承認欲求」なんかも、この考え方を使うと「身体の自動反応だったのか」と肩の荷を多少降ろせるのではないでしょうか。

「人間」というシステムとうまく付き合う

とはいえ「じゃあ全部身体のせいなんで理性の方の私は悪くありませーん」と丸投げするのはイカンです。

例に挙げた怒鳴るなどは他人にダイレクトに被害をもたらしますし、
(怒鳴る人って怒鳴られた方のダメージあんまり考えてないことが多いです)
「あ~~~人恋しい!寂しい!」みたいなのは一見害がなさそうですが外に害をもたらさない場合でも己自身には相当負荷がかかってます。(実話)

こんなことありませんか?
超絶寂しかったけど結局誰にも「構ってくれ!」と言えずにその日は時間を無駄にした、とか。
何にも集中できなかった、とか。
やっぱり勿体無いですよね。
構ってちゃんしたくなる時って都合よく自分に構って欲しいと思っている時なので、そんな時に他人と交流したってロクなことになりません。
搾取したりされたりし合う関係ってやっぱり不健全ですし。

で、これらのネガティブなあれこれ。
解消していくには、「私」と共存している「身体」システムと上手く付き合っていく必要があります。

方法としては、
「ああ、これもしかして「身体」が自動反応してしまってるのでは?」と考えるのがよいのではと思うのです。

「身体」システムが、「私」に理解できない何らかのメリットや回避目的で自動反応を起こしている、と解釈すれば、
「私は怒りっぽい駄目な人なんだ」
「寂しがりやの構ってちゃんで自分で自分がウザい」
と思考が袋小路に入るのを避けることができます。

イメージとしては、
「怒鳴って相手を屈服させるのは楽だ。身体のやつめ、楽しようとしてるな」
「いつの間にか身体が○○さんといつも居るのが通常の状態として慣れてしまったんだろうな。「慣れ」からの変化を嫌がってるんだろうな」と「私」が「身体」を客観視するような感覚です。

己の中の「動物としての本能」が反応していることを自覚することで、かえって冷静に自分の感情をモニターすることができる。
そしてそれがもし自分の手には負えないものであれば、医療機関であったり他人を頼り適切な対応を取る。
そうでないならば、「ああ、身体が反応しちゃったんだな、よしよし」と宥めて休むなりリフレッシュする。
こうすることで、「過度に自責の念を抱えて無駄な時間を過ごす」ことが減ります。

私もまだまだ自然とこういう考えにもっていけないくらいどんよりしている時もありますが、「自責することで目を逸らす習慣」は改善していきたいところですね。

 

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