【同人原稿】漫画のペン入れが進まない時はコマに番号を振ると捗る

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この記事の最終更新日は【2019年8月18日】です。

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同人誌や漫画賞への投稿など、締め切りのある漫画制作を行っていると、なかなか作業が進まない…という場面に遭遇しますよね。
特にペン入れ作業は苦手としている人も多く、中だるみしがち。
そんな時に使えるちょっとしたコツをまとめました。

漫画のペン入れ=ページ順に頭からやるものって思ってませんか?

通常、漫画制作でペン入れを行うとき、たいていの方はページ順に行っていますよね。
1ページ目から順に、各ページが終わったら次のページ…といった感じで。

ですが、特にそうしなければいけない決まりは本来ありません。
極端な話、てんでバラバラにペン入れしてもいいわけです。

実際、それを推奨しているコツもあります。
代表的なものが、お絵描き系スレッドで紹介されていた「4P戦法」。

4P戦法とは、簡単に言うと「4ページごと、下書き・完成させてから次の4ページを作業する」という進め方です。

4P戦法については、以下のサイトが詳しいです。

[blogcard url=”http://mazikanon.blog102.fc2.com/blog-entry-463.html″]

本記事では、この4P戦法ではない、もう一つのコツについて以下で紹介します。

コマに番号を振ってその順に作業すると作業の中だるみを防げる

そのもう一つのコツというのが、「コマに番号を振ってその順に作業する」方法です。
「コマ番号戦法」とでも呼べるでしょうか。

やり方は、以下のとおりです。

1:作業したいページを用意する

全部でもいいですし、章ごと、シーンごとに分けてもOK。

2:用意したページの全コマに番号を振る

順に振っていくのもアリですし、優先度に応じて番号を振るのもよいでしょう。

3:番号を振ったコマの作業順を決める

その日作業するコマや分量(今日は5コマ分作業する、など)を決めて、作業していきます。

実際にコマ番号を振って作業している様子

numbering-manga01

↑このように、番号を振って作業していきます。

マメな方はコマ番号リストを作って終わったものからバツ印をつけるなどすると、
終わっているコマと残っているコマがはっきりするので、モチベーションの維持に役立ちます。

どうしてコマ番号戦法を取ると捗るのか?

では、どうしてコマ番号戦法を取ると捗るんでしょうか?

その最大の理由が「ページに縛られず、作業に取り掛かりやすいコマから進められる」ことです。
ページごとのペン入れ方法では、「このコマ描くの大変なんだよな…」という所に来るとやる気が削がれてしまい、作業が止まったり進まなくなったりしますが、
「コマ番号戦法」であれば、「10番のコマは背景だからあとでにしよう」「23番のコマは装飾が細かいからやる気のある先にやってしまおう」という細かい調整が効きます。

このため、作業時間が限られている方でも、手を止めることなく効率よくペン入れを進めていくことができます。
時間のない平日は少なめに、時間のある土日は多目に、という調整ができるのでページ単位で作業をすすめるよりも小回りが効くんです。

まとめ

…と色々「コマ番号戦法」のいいところを書いてきましたが、もちろんコマ番号戦法では不向きな場合もあります。

原稿が進まない時の解消方法については、以下の記事もご参照ください。

[clink url=”https://sengokulife.com/sagyo-page/”]

通常のペン入れ方法と併用しつつ、うまく活用してスムーズな原稿作成につなげていただければと思います。
目指せ早割!

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