HTML+CSSと並んでWeb系の知識として知っておきたいプログラミング言語のJavaScript。
ただ、いざ学習を始めようと思っても数限りなく入門本が出版されているのでどれを手にとって良いやら悩みますよね。
初心者かつ、現在勉強中の自分が本を選ぶ際に「これなら学習しやすい!」と思った本の条件をまとめてみましたので参考になれば幸いです。
初心者に最適な学習本の4条件
- JavaScriptの説明に絞られている
- 仕組みの解説が多めで、かつ厚すぎない
- 辞書系・事典系の本は避ける
- コード部分がカラーで読みやすい本を選ぶ
一つずつ詳しく解説していきます!
JavaScriptの説明に絞られている
HTMLやCSSもあわせて勉強できる本もありますが、
できればHTMLやCSSは別の本であらかじめ勉強しておくほうが良いです。
というのも、JavaScriptの仕組みは、HTMLおよびCSSを理解した上でないと理解しづらい部分が多いから。
検索窓を作成する、といった簡単な例でも、ベースにはHTMLのformタグの知識が求められます。
ならなおのこと1冊でまとまっているほうがいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、
1冊にまとまっている本だとページ数の都合上解説が不足がちになる傾向があります。
できれば、HTMLと基礎的なCSSで1冊、より詳しいCSSの本を1冊くらい勉強してからのほうが、
JavaScriptの知識がスッと頭に入って来やすいです。
仕組みの解説が多めで、かつ厚すぎない
できれば、プログラムの解説が多めの本を選びましょう。
JavaScriptは簡単なプログラミング言語とよく言われていますが、それでもやっぱりプログラミング言語であることに変わりはありません。
なので、解説が「分かっている人向け」ではなくきちんとやさしく懇切丁寧に書かれている本を選ぶのが重要です。
特に、もともと文系でプログラミングに親しんだ経験が薄い人ほどこの点は重視してください。
ありがたいことに、文系出身者にもわかりやすい入門書はいっぱいあります。
また、厚すぎない本、と書いたのにも理由があります。
いくら解説が細かくても、厚すぎる本は「終わらない」からです。
いつまで経っても学習が終わらない本は、そのうち飽きてきて嫌気が差してしまいます。
これでは本末転倒ですので、程々の厚みの本を選ぶのをおすすめします。
辞書系・事典系の本は避ける
JavaScript入門本の中には、逆引き、辞書的な使い方を想定された入門書もありますが、これらは初学者にはおすすめしません。
先程挙げた厚みの問題もありますし、なにより辞書的な本はステップアップ形式を取っていない事が多く、
「そもそもJavaScriptでなにができるのか?」「どんな仕組みで動いているのか?」ということを知らないままに読むと、確実に混乱します。
(私もかつて手を出して混乱しました)
ですので、辞書系の本は一度基礎を学習し終わってからにしておいたほうが無難です。
コード部分がカラーで読みやすい本を選ぶ
プログラミングの学習本において、ソースコードの記述部分がどうなっているかは一番大事です。
重要なタグや、「ここを変更しました」という箇所でカラー分けがされている本を選ぶと混乱しづらいので良いです。
1色刷り・2色刷りの本は色数が抑えられていて目にうるさくないという側面もありますが、
個人的には本文フルカラーで、ソースコードの色分けは黒を含め3色くらいの本をおすすめします。
上記の理由から、私は「確かな力が身につくJavaScript「超」入門」という本で勉強を開始しました。
こちらの本は、上に挙げた条件を概ね満たしていてとっつきやすいです。
本が苦手なら無料で学べる動画サイトもある
本で勉強しているとどうしても眠くなるという人には、
「ドットインストール」や「Progate」といった動画で勉強できるサイトもあります。
とくにドットインストールのほうは、基礎学習部分に登録をしなくても見ることができる箇所が多いのが魅力。
ProgateはUIがスッキリしていて見やすいです。
有料のオンラインプログラミングスクールは10万円以上するなど、高額なことも多いのでまずは無料サイトを試してみて、物足りなく感じたら検討すると良いと思います。
実際、HTMLとCSSについては本+無料動画サイトでの学習で身についたので、やり方が自分に合っていればかなり節約できます。
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