グラデーションマップでちょっとした落書きを雰囲気のある絵っぽくする【CLIP STUDIO PAINT】

グラデーションマップ

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CLIP STUDIO PAINTや、
Photoshopに搭載されているグラデーションマップツール。

実はいままで使ったことがなく「何する機能なのこれ?」と思っていました。

ところがとある記事に掲載されていたので気になって使ってみたところ、
「ちょっとした落書きを雰囲気ある絵っぽく見せるのに最強ツールなのでは!?」
ということに気がついたので、やり方とコツをまとめておきます。

ワンドロや日々の落書きにぜひご活用ください。

グラデーションマップツールとは?

グラデーションマップツールは、CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopなどに搭載されている色調加工のツールの一つです。
…と言われてもまあ、あんまりピンときませんよね。

実は私も、いちあっぷ講座「描画モードを使いこなして攻略! 厚塗りカードイラスト風メイキング 着彩編」という記事を読むまでは、どういうものかよく分かっていませんでした。

詳しい原理などは公式サイトのレファレンスやヘルプガイドに説明を譲るとして、
ざっくり言ってしまうと、
「指定のグラデーション効果のついた新規レイヤーを作成する」ツールです。

超簡単に画面の色彩感に統一感を出すのに便利なツールというわけですね。

グラデーションマップツールで落書きを加工する

それでは早速グラデーションマップツールで落書きを加工してそれっぽい絵にしていきましょう。

やり方は至って簡単、
グラデーションマップツールを落書きに適用するだけです。

※当記事ではCLIP STUDIO PAINTを使用した場合のやり方を掲載しています。(バージョン:1.5.4)
Photoshopでも試したら同じようなことが出来ましたが、初期状態で入っているグラデーションの使い勝手はCLIP STUDIO PAINTのほうがやりやすいので、
両方お持ちの場合はCLIP STUDIO PAINTでやるのをおすすめします。

CLIP STUDIO PAINTではグラデーションマップは1.3.2以降でないと動かないのでご注意を。

グラデーションマップツールの位置

CLIP STUDIO PAINTのグラデーションマップツールは、以下の位置に入っています。

「レイヤー」→「新規色調補正レイヤー」→「グラデーションマップ」

多用する人はショートカットに入れておくのもいいかも。

グラデーションマップツールの使いかた

使い方は、

1:「グラデーションマップ」を選択すると以下の画面が出てきます

gradmap_ss01
ツールを選択すると警告が出てきますが、バージョンが1.3.2以降なら問題ないのでOKを押してください。

OKを押すと、グラデーションマップのレイヤーが作成され、以下のようなパネルが表示されます。

gradmap_ss02

2:適用したいグラデーションのところでダブルクリックを押すとプレビューが表示されます

このパネルの左側にあるグラデーションサンプルから、適用したいものをダブルクリックすると、プレビューが表示されます。

gradmap_ss03

こんな感じ。ね?簡単でしょう?

なお、グラデーションのサンプルは自分で好きなものを作成できるほか、グラデーションツールに登録してあるものは自動で選択できるようになっています。

グラデーションのカテゴリを変えたいときは「グラデーションセット」の下のタブを開いて変更しましょう。

gradmap_ss04
ここです。

初期状態では「くすんだ陰影」「空」「効果」「ツール(読み取り専用)」が登録されています。
グラデーションセットは先に述べた通り自分でも増やせますし、CLIPでダウンロードしてきた素材を読み込むことも可能です。

3:変更したいときはレイヤー窓をダブルクリック

グラデーションマップは「新規色調補正レイヤー」を作成する機能なので、
一度「このグラデーションにしよう!」と決めたあとも変更が可能です。

レイヤーの窓部分をダブルクリックするとグラデーション選択の際に出てきたパネルを再度呼び出すことができます。

gradmap_ss05
ここですね。

いくらでも何回でも調整が可能です。便利。

おすすめのグラデーション設定

もちろん、加工してみて一番合うものがあればそれが一番なのですが、
参考として落書きをそれっぽく加工するのにオススメの設定を載せておきます。

・くすんだ陰影(赤)
セピア加工っぽくなります。スマホカメラでフィルターを掛けたような感じ。
・くすんだ陰影(紫)
背景がほんのり淡桃+青系の紫の線に加工される。
・くすんだ陰影(桃)
くすんだ陰影(紫)に比べるとおとなしめ。ちょっとだけ紫掛かって見える。
・夕焼け(金色)
グラデーションセット「空」に入っています。
くすんだ陰影(赤)に比べると黄色っぽい感じ。背景の紙色の変化が少ない。
・夕焼け(紫)
グラデーションセット「空」に入っています。
夕焼け(金色)に比べるとくすんだ陰影(赤)に似ています。背景色がクリーム系+赤紫の線になります。
・朝焼け
グラデーションセット「空」に入っています。
背景はクリーム色、線(黒など)は青色に変換してくれます。独特の寂寥感が出るので回想っぽい感じに向く。
お手軽にそれっぽさが出るのでイチオシ。
・セピア
グラデーションセット「効果」に入っています。
オーソドックスにセピア化してくれます。クリーム色背景+茶色系の線になります。

これらのグラデーションを使うとそれっぽく見える率が高かったので、オススメです。

上記でご紹介したオススメ設定は、すべて初期状態で入っているグラデーションなので、
特に何もしなくても使えます。

ワンドロなどに参加するときに覚えておくと時短になって大変便利なので、ぜひ使ってみてください。



使用前・使用後サンプル

最後に、管理人の絵で恐縮ですが実際の使用してみたサンプルを掲載しておきます。

パターン別:デジタル落書き

・背景なし白色、単色のデジタル落書き

gradmap01

・背景なし、線画のみの落書き&朝焼け

gradmap02

・背景、着色ありの落書き&朝焼け

gradmap03

完全デジタルイラストの場合はくすんだ陰影はあまり向かない感じでした。

パターン別:アナログイラストの写メ

gradmap04

アナログイラストの写メには細かい加工などができる「Camera360」が便利です。

使い方は以下の「Camera360」を使ったアナログ写メの講座が参考になります。

パターン別:アナログイラストのスキャンしたもの

gradmap05

オススメの設定を試したところ、アナログイラストのスキャンであれば、夕焼けでなく朝焼けを適用しても同じような感じになりました。

◆こちらもあわせてどうぞ

CLIPSTUDIOPAINTのワークスペースが強制リセットされた時の直し方

枠線嫌いのためのCLIPSTUDIOPAINT「長方形コマ」「枠線分割」ツール紹介

 

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