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性別違和感を抱える人にとってやっかいな、各種書類や会員カードの「性別欄」。
できればなくなってほしいというのが本音ではありますが、完全になくなることを望むのはちょっと非現実的でもあります。
より負担を感じない表記について、考えてみました。
マイナンバーの通知カードにも結局記載されてしまった性別欄。
性同一性障害を抱える人やLGBTs(セクシュアルマイノリティ)、その他性別にかかわる部分で悩みを抱える人にとっては困ることこの上ないものです。
筆者は性同一性障害ではありませんが、性別違和感を持つXジェンダーでして、無条件に性別欄が表に記載されてしまうことにはやはり抵抗があります。
マイナンバーの通知カードの性別欄は「隠すケースを交付するから問題ない」?
上述したマイナンバーの通知カード、施行までにはいろいろと議論があったようですが、 結局は性別欄が記載された形で発行されてしまいました。 この決定に、不満を覚えたマイノリティの方も少なくないのではないでしょうか。2016年1月から、マイナンバーの個人番号カード配布が始まる。総務省は、そのカードを収納できる専用ケースを配布する方向で話を進めている。ケースに入れれば、カードに記載された情報の一部を隠すことができる。 マイナンバー法改正案の国会審議では、個人番号カードに記載された情報が見えてしまうことを、プライバシーの面から問題視する意見が出ていた。例えば、性同一性障害者にとって性別は知られたくない情報である可能性が高く、配慮が必要だという指摘があった。臓器提供の意思表示欄が見えないように、貼って隠すためのシールを配ろうとする動きもあった。 しかし個人番号カードに性別などを記載しないようにするには法改正が必要だ。カードにシールを貼ると、電子機器に挿入できなくなる恐れもある。そこでカードを収納するケースを配布し、性別や臓器提供意思表示欄のほか、裏面のマイナンバーも隠せるようにするという。 (「あほうどりのひとりごと」より引用 ※サイト閉鎖なさったようですが、引用はそのまま残しておきます)と国は発表したということですが、マイナンバー通知カードと共に専用ケースが送られてくるのかとおもいきや、そんなものは入っていませんでした。 なんでわざわざ専用ケースを請求するという手間を踏まなければいけないのでしょうか。 →2022/9追記:遅まきながらマイナンバーカードを申請してみたところ、ケース付きで送られてきました。表記されている事自体は相変わらずでしたが、ちょっとずつ改善しているみたい。