自分のイラストなどで、1個からオンデマンドでグッズが作れるサービス「pixivFACTORY」。
その名の通り、イラストSNS大手のpixivが運営しているサービスです。
2015年初頭に登場し、定番のポストカードからiPhoneケース、トートバッグ、缶バッチなど、作成できるグッズも徐々に増えてきています。
Pixivアカウントがあればアップロードした画像やPixivにアップしているイラストから本当に簡単にグッズが作れる
たいていのグッズが1個から作成可能なので、
「売れるかどうかわからないけど、極小ロット数でいいからグッズ作ってみたいな~」と思っている(私のような)ドピコサークルにはありがたい存在です。
最近は極小ロットからでもグッズ制作を受け付けてくれる印刷所も増えてきていますが、印刷所に頼むとどうしても個数が多すぎることが多いんですよね。
最低30個とか。そんな個数売れるどころか無料でも配りきれんわ!みたいな。
ちょっと前にiPhoneケースだの眼鏡拭きだのを作ってみたんですが、
月頭頃、ようやく自分で買えるめどが立ったので、注文することに。
あまりネット上でレビューを書いている方を見かけなかったので、メモ代わりに実物の写真と共にレビューをしていこうと思います。
注文されてから製造されるので日数に注意
今回のiPhoneケースは2015年の8/2に注文。
発送されたのは10日で、12日昼ごろ自宅に届きました。
pixivFACTORYのいいところは「在庫を持たなくていいこと(=最初にたくさん作らなくていい)」なのですが、
注文が入るたびに作成されるという仕組みのため、
通常の通販と違って「欲しい!→注文!→発送」のようにぱっと届くわけではありません。
そう、たとえ作者であろうとも、どうあがいても製造日数分待機しなくてはならないのです…
(あと印刷費・送料もかかる)
ちなみに、iPhone5Sケースの場合は送料は320円です。(2015年8月現在)
運送会社はヤマトさんで、ハンコが必要な普通の宅急便で来ました。
偶然在宅しててよかった…
色の再現性と雰囲気
ではさっそく開封~
こんな感じです。
黒・赤はかなり鮮やかに印刷されているように見えますね。
反面、微妙にくすんだ黄色は再現が難しいのか少し濁った感じに濃くなっていました。
とはいえ、パッと見た感じ、画像の再現率はなかなかよさそう。
(シンプル目なデザインということもありますが)
iPhoneに装着するとこんな感じ。
ケースサイドは白色、結構頑丈め?
今回は、「側面なし」のタイプを作ってみましたので、柄があるのは背面だけです。
ケース本体の地色は、白でした。
なので、つけるとiPhone本体のカラーが全く見えなくなりますw
透明タイプも選べるようになるといいんだけどな~印刷の都合上いろいろと難しいんでしょうか。
ケースの頑丈さはそこそこあるみたいです。
装着は簡単ですが、パカパカ外れたり浮いたりするような感じはありません。
ただ、頻繁に中を掃除したい人にはちょっと硬いかも。
かなり小さめのフォントでも判読可能に印刷されてた
このデザインを登録した時、サンプル画像でめちゃめちゃ縮小されてしまってロゴ上の文字がちゃんと判読できるように印刷されるのか物凄い不安だったんですよね。
今回、それもあって自分で注文してみたわけなんですが、
大丈夫でした。問題なく読めます。やっぱりちょっと文字小さすぎたけど。
ですがかなり小さくても再現されますので、文字込みのデザインしたい人にも結構いいんじゃないでしょうか。
白印刷はされないみたい
んで。
このケース、白印刷はされるのかなぁとちょっと疑問に思っていたんですが、
触った感じ、柄部分の白いところは元の地の色の感触なので、
どうやら白印刷はされないみたいです。
白印刷とは、透明しおりとかを作るときに、白い部分は白で印刷してくれと指定しなければいけないやつのことを指します。
(紙が透明なので、白も印刷しないといけない。逆にポストカードなどは紙色が白なので、100%の白色は印刷しない)
裏面なので、印刷されているカラーのところと白のところが混ざると、ちょっとさわり心地が微妙な感じですね…
イラスト等だと100%の白色部分はそう多くはないと思いますが、少し気を付けた方がいいかもしれません。
毎日使うものですし、触り心地は大事。
以上、pixivFACTORYで作ってみたiPhoneケースのレビューでした!
利用される方の参考になりましたら幸いです。