学校を卒業してから、あるいは人生の何処かで躓いてから発達障害が発覚した人、人生詰みそうになってません?
いわゆる「大人の発達障害」というやつですが、実のところ、筆者もその1人です。
こういった人が、そのまま通常のルートで就職をしようとしてもうまくいかないことが多いですが、病院や行政に相談すると「就労移行支援事業所」をすすめられたりします。
就労移行支援事業所は障害のある人が訓練を受けて就職の準備をするのをサポートしてくれる施設です。
よくネットで「障害があっても就職できた!」とか「工賃をもらいながら訓練」といったフレーズの広告が出されていると思いますが、アレがその就労移行支援事業所の広告だったりします。
なかなかバラ色な言葉が書かれていることから、仕事に就けなくて焦っている方は特に興味を惹かれやすいのではないでしょうか?
この度、いろいろあって筆者も通うことになったので実際に通ってみての実態をできるだけ利用者目線でまとめようと思います。
広告やいろいろな就労移行支援事業所のサイトを見て、行ってみようか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
※タイトルにはわかりやすく「成人発達障害者」と書きましたが、筆者が医者から伝えられているのは「発達障害の傾向あり」です。
(=通い始めた時点では障害者手帳なし)
個々人で症状の重さや特徴は異なると思いますので、あくまで一例として見ていただければと思います。
執筆時点では通い始めて概ね2ヶ月程度なので、あらためてわかったことなどがあれば随時追記していきます。
※就労移行支援事業所や制度についての相談等は自分の生活に手一杯のため、お引き受けしていません。
然るべき相談機関へお願いいたします。
そもそも就労移行支援事業所って何?
就労移行支援事業所は先程も述べたとおり、訓練(カリキュラム)や生活リズムの調整、就活指導などを通じて障害のある人の就労を手助けしてくれる施設です。
一応国(厚生労働省)が管轄していて補助金などもふんだんに使われていますが、運営は個々の団体に任されているようです。
「就労をしたい」と本人が望んでいて、病院等からも「この人は就労できそうだ」という人が対象になるため、
家から出るのが難しかったり、人前に出られないほど症状が酷い人は通うことができない可能性が高いです。
早い話、障害を持った人の中でもある程度症状が軽い人が生活リズム等を整えながら就労に向けた職業訓練を行う施設です。
職員の方の話では、「職場ほどガチガチに厳しいところではない」とのこと。
ただ、耳障りの良い広告をだして人を集める割には就職率が悪く、
通うことで赤字になる人もいる&国からの補助金がっぽりで搾取が酷いという噂もチラホラ…。
正直ネット上の情報だけ見ていると、すごく評判の悪い制度であるという印象を受けると思います。
実際に通ってみて、当然いい面も悪い面もありましたので、それについては下部で述べています。
(ただ、今はまだ発達障害というだけで就労に困難が伴うためそもそもパーセンテージが低くでる傾向にあることは考慮すべきでしょう)
補足:厚生労働省のサイトでは、以下のような規定があります。
就労移行支援事業
【利用者】
○ 一般就労等を希望し、知識・能力の向上、実習、職場探し等を通じ、適性に合った職場への就労等が見込まれる者(65歳未満の者)【主なサービス内容】
例えば
① 企業等への就労を希望する者
② 技術を習得し、在宅で就労・起業を希望する者 等○ 一般就労等への移行に向けて、事業所内や企業における作業や実習、適性に合った職場探し、就労後の職場定着のための支援
○ 通所によるサービスを原則としつつ、個別支援計画の進捗状況に応じ、職場訪問等によるサービスを組み合わせた支援。
○ 利用者ごとに、標準期間(24ヶ月)内での利用。(障害者の就労支援対策の状況内にあるPDFより引用)
就労移行支援事業所ではどんなことをしているのか?
まずはじめに断っておくと、各就労移行支援事業所ごとに通所者が何をするかのカリキュラムは異なります。
それぞれ得意分野があるので、パソコンを使った訓練をさせるところもあれば、農作業や手工芸をさせるところもあります。
どんなタイプの障害を持った人がいるのかの比率も事業所ごとに違うので、一概に「これをしている」とは言い難いです。
発達障害を受け入れている系統の事業所であれば、自分が調べた雰囲気ではパソコン系(Microsoft Officeやデザイン系など)が多い印象でした。
民間運営であることから、都会と田舎では設置されている事業所の数も当然異なるため、都会のほうが選べる幅が広がります。
ただ、どんな事業所であってもかならず取り入れているだろう要素があります。
それは「生活リズムをできるだけ一般的な会社員に近づける」ことです。
このため、週に1~5日、時間を決めて通うことはほぼ必ず発生してきます。
企業に就職して会社員になるにしろ、起業して個人事業主になるにしろ、まずは日中起きて仕事をするための体力がないとどうにもなりませんしね。
正直なところ、長期間自宅で療養していたり引きこもっていたりした人は、このリズムを作るのが通い始めで一番つらく、頑張りどころだと思います。
障害者手帳がない人や発達障害の傾向があるだけでも通えるのか?
結論から言えば、通えます。
実際に筆者も「発達障害の傾向が見られる」と医師から言われたのみで、障害者手帳は所持していない状態で通所をはじめました。
ただ、代わりに自立支援医療受給者証を持っているかは確認されましたし、こちらを基に利用申請をしたので、今現在病状や状態について証明できるものがなにもない状態だと難しいかもしれません。
とはいえ、施設の方でも申請についての相談には乗ってもらえるので、ひとまずは用意せずに見学・体験に行っても問題ないでしょう。
意欲があるうちに行動することをおすすめします。
就労移行支援事業所のメリット
生活リズムを整えるきっかけになる
先程も述べましたが、どの事業所もだいたい週に数日~5日通うことになるので、
自宅に居るとどうしても乱れがちな「朝起きて昼に活動して夕方帰る」のリズムを半強制的に確立することができます。
個人的に、就労継続支援事業所に通う最大のメリットはここだと思っています。
言葉で書くとすごく簡素ですが、これについては後述のデメリットを補って余りあるほど、かなり効果が高いと感じました。
長いこと社会と接点の少ない生活をしていると意思の力だけで生活リズムを昼型に戻すのは至難の業です。
もちろん昼夜逆転のまま生きていくのに問題がなければそれはそれで構わないと私は思いますが。
訓練によって、独学だとお金がかかる技能がほぼ無償で身につく
基本的には未婚かつ、利用したい人の年収が確定申告レベルでなければ無償で利用できる施設なので、
事業所の訓練内容によっては専門学校で10万、20万円かかるような内容を無償で教えてもらえることも。
1人で学べる内容(プログラミング)とかでも自習だと集中しにくい場合もあるので、
そういう面でも「通う」という行為に意味はあると思います。
最低限、他人(スタッフ)と交流があるので1人でふさぎ込むのを防げる
生活リズムと通じますが、どうしても自宅で悶々とネットばかり見ているとふさぎ込みがちになるので、
スタッフに見守られつつ、訓練に集中することで鬱々とした気分の沼にハマることを避けられます。
※他の利用者との交流のあるなしは、事業所によってかなり程度が異なります。うちはかなり少なめ&非推奨でした。
仕事関係の相談先として使える
医師やカウンセラーは「体やこころの症状」に特化した相談先ですが、
就労移行支援事業所は「職業や実務」に関した相談先として適しています。
いわば、仕事関係のアドバイザーのようにして使えるというわけです。
相談先を複数+分散して持っておくことは社会的弱者に陥りやすい人のうまい人生の乗り切り方とも言われているので、そういった意味で相談先を増やせる手段としては有用です。
筆者の場合は、仕事関係の相談以外にも、「XXという悩みがあるが、他に相談先を見つけるなら、どこがいいか?」という相談にも乗ってもらっています。
就労移行支援事業所のデメリット
事業所によっては工賃や交通費が出ない
雇用や工賃の定めのある「就労継続支援事業所」とは異なり、
工賃を支給するかどうかが事業所側に委ねられているので、
「工賃はいくらです」と記載がなければ基本的に「タダで教わりに行く」形になります。
まあパソコンやらデザイン系やらは普通に専門学校に通ったらかなり高いのでお得と言えばお得ですが、
「公的職業訓練」のようにはお金が支給されないので、家族の支えなどがないとなかなか厳しいものがありますね。
また、交通費も基本的には出ないので自腹切って持ち出しになります。ただし、交通費については自治体によって援助がある場合もあります。
筆者の通っている自治体では、手帳がなくても自立支援医療受給者証で申請可能な半額補助があるのでかなり助かっています。
職場を斡旋してくれるわけではない
職業斡旋所ではないので、訓練を受けたからといって必ず仕事にありつけるわけではありません。
自分でやりたい方向性を見定めて自発的に動けない人には厳しいと思います。
・ある程度精神的に余裕が必要、自分の特性や要望を自分で説明できる必要がある
訓練してもらうのに精神的な余裕?どういうこと?と思った人もいるかと思います。
これについては「成人発達障害者が就労移行支援事業所の見学に行った体験談」の筆者:宇樹 義子さんがとてもしっくり来る説明をしていらっしゃったのでそのまま引用させていただきますね。
ああ、この人は私のような経験をせずに生きてきたし、これからもきっとしないんだろうな…
私はとても困っていて、助けてもらいたくてここに来たのになぜ、助けてもらえないばかりか支援者に対して気を遣わなければいけないんだろう?
これってちょっと… しんどいなあ…
(「成人発達障害者が就労移行支援事業所の見学に行った体験談」見学での悲しい体験 より)
正直なところ、就労継続支援事業所の職員全員が専門家ではないので、
もし通うのだとしたら、辛いことや特性をわかってもらえない可能性は考慮しておいたほうがいい、ということです。
人間同士のやり取りなのでどうしても気を使う場面は出てくるのは仕方ないですが、
なぜかこちら側が気を使うことのほうが多いので、それらを受け入れたり受け流せるだけの余力がない場合通うのはやめておいたほうが無難です。
通う場合でも、
「技能の習得や就職のために通っているのであって、医師やカウンセラーのように症状を理解してくれるわけではない」
「要望ははっきりわかりやすく伝えないと伝わらない。黙っていても汲み取ってもらえるということはない」
これらのことを割り切っておくことをおすすめします。
つまり、「自分のしてほしいことやしてほしくないこと、やりたいこともなんにもわかんないけどなんか障害らしいから就職できるならさせてほしいな★」みたいな軽い気持ちで行くと後悔するという話です。
(まあ、職員は1人で他の通所者の人も担当していると考えれば仕方ない部分もありますが、
通おうと思う人は藁にもすがる思いで来ているわけで、言動に最低限の基礎知識なり気配りなりは欲しいところであります)
苦手な特性の持ち主とも一緒に居なくてはいけない
これをデメリットに挙げるのは少しためらわれますが、通っている人も障害のある人だからこそ起きる問題です。
中には独特のクセがある人や声が大きい人など、一緒の空間にいるのが辛い…といった場面は絶対に出てきます。
苦手なものが多い人はある意味定型発達者が多い場所にいるより辛いかもしれないです。
通える期間2年間しかなく、再度利用することが難しい
就労継続支援事業所は通所できる上限が2年間と定められていて、一応その期間内に就労を目指していくことになります。
そしてこの期間を使い切ってしまうと、原則として就労継続支援事業を利用することは出来ないそうです。(例外として1年延長を認められるケースもある)
上で挙げた厚生労働省のフローチャートでは2年経って就労できなかった人は「再チャレンジ」なんて気軽に書いていましたが、そんな簡単に再チャレンジできるなら困らないですよねぇ。
自分あるいは夫または妻(既婚者の場合)に一定以上の収入があると利用料金がかかる
しかも、けっこう高い。月額9000円くらいします。
9000円も払うなら月9000円分ジムやヨガに通うなり、本を買うなり、サーバー借りてブログ書いてたほうがよっぽどためになるんじゃ…と思ってしまう。(好きならですが)
スタッフの入れ替わりが発生することがある
事業所に勤めているスタッフも雇われている身ですので、事業所によっては、担当してくれているスタッフが家庭の事情等で退職や休職・転職をして居なくなってしまうことがあります。
発達障害の人の中には人間関係で傷ついてきた人も多いわけですが、多少なり心を開いていた相手が退職してしまうとなると…
またイチからあたらしいスタッフと人間関係のやり直しになるので、その労力が発生することは念頭に置いておいたほうが良いです。
通っている間はバイトができない
自治体によるそうですが、基本的に通っている間はバイトができません。
期間雇用の短期バイトであっても不可。
理由は、就労したとみなされてしまうためだそうです。
ただ、雇用ではなく、一度きりのアンケート回答で気持ち程度の謝礼を受け取る、などは黙認されるようです。
クラウドソーシング等も、定期的に仕事を請け負ったりするのはNG、とのことでした。
(就労継続支援事業所ではクラウドソーシングを活用する場合もあるようなので、あくまで移行での話です)
就労移行支援事業所を決める時に気をつけたいこと
あくまで民間のビジネスであるということ
各所で言われているように、質がピンキリ、できたてで実績がなかったりといった「正直過大広告じゃないか?」と思われる側面もあります。
発達障害があると二次障害のうつなどで判断力が低かったり、
落ちている人もいると思うのでスパッと見極めるのは難しいと思いますが、半年~年単位で通うことになるのでなるべく慎重に決めたほうがいいです。
あと、これは覚えておいてほしいのですが、
どれだけ耳障りのいい広告を書いている所でも、
あなたの希望を100%満たしてくれるような理想郷みたいな事業所は存在しません。
「配慮は少し足りてないけど、カリキュラムがいいから通う」とか、
「カリキュラムは自分に簡単すぎるけど、居心地が良いからリズムを整えるために通う」など、
どこかしらで妥協を覚えないと勝手に事業所に恨みを抱いて自分が潰れることになります。
都市部は特にあなたがいなくなっても代わりに新しい利用者がわんさか入ってくるので事業所は一ミリも困りません。
「こういう目的で利用する」という明確な目標を定めておくと選択を誤りにくいです。
事業所の雰囲気を見学でチェックすること
事業所の空気感はどうしてもその場に行ってみないとわからないことが多いです。
Webサイトを見て「すごく合いそう!」と思っても実際に行ってみて合わない可能性もありますので、
いきなり「通いたいです」ではなく見学からをおすすめします。
あと、下の項目とも通じますが、その時に職員の方と利用者さんのやり取りや雰囲気もチェックしておきましょう。
支援を受ける立場とはいえ、私達と職員の方はどちらかが一方的に偉いわけではありません。
やたらと高圧的だったり「教えてやってる」「お世話してあげてる」みたいな態度の人が居るところは避けたほうが無難です。
(ただし、はじめから100%の理解を求めるとそれはそれでうまくいかないので、自分が気にならないレベルかどうかの確認にとどめておきましょう)
自分の特性や性格上、きつい規則やルールがないかどうか確認すること
おそらくここが一番重要です。
場所によっては朝礼、スーツ着用、社訓やスローガンを読み上げたりするところもあるそうです。
こういう「型にはめる」タイプの訓練をさせられるのって、いわゆる企業社会に溶け込みたい人には合うと思うんですが、
そもそもそういうのが苦手な人って結構いると思うんです。
合わないルールのある事業所を避けるためにはしつこいくらいWebサイトを見たり、実際に通っている人の体験談を読んだりしましょう。
メールや電話で直接確認するのも良いと思います。自分も見学の前に聞いて、あわなさそうなルールがないことをちゃんと確認してから行きました。
教えてほしいことを知っているスタッフがいるかどうか
たとえば、WEBサイト作りやプログラミングを教えてくれる事業所などの場合、
その事業所にいるスタッフがどれくらいのことができるのか?は聞いておいたほうがいいです。
もし「JavascriptやPHPの勉強がしたいです!」と言ったところで、教えられるスタッフが居ない場合、
受け入れはしてくれるかもしれませんが、自習でがんばってください、疑問はネットで調べてください、状態になってしまいます。
WEBサイト作り等にかぎらずですが、自分がやりたい内容を教えられるスタッフがいるかどうか、居ない場合はどういう形で訓練するのかは見学・体験時に確認しておいたほうが良いです。
簡単すぎることを妙に褒められる気持ち悪さがあることを理解しておく
大人になってから発達障害と診断された場合、学業やそれまでの社会人生活をある程度までは問題なくこなせている人もいると思います。
そういう人は、就労移行支援事業所に通い出すと妙に低レベルなことで褒められて「うわなんか気持ち悪い…」「馬鹿にしてるの?」と感じてしまうかもしれません。
とりわけもともとある程度技能がある人はなおさらこの問題に直面することが多いです。
ただ、褒めている側に悪気はない事が多いので、「あーどうもーありがとー」くらいで流せるように予め心構えをしておくことをおすすめします。
総括すると、デメリットのほうが多くない?と思われたかもしれません。
ですが、筆者の場合は条件が合えば無償で技能をゲットできる・生活リズムを整えられるという面を重視すれば利用する価値はあると捉えたため、
就労移行支援事業所に通うことにしました。
いろいろと評判が取り沙汰されていますが、結局のところ利用するしないにかかわらず、
「メリットとデメリットを天秤にかけて判断すること」
「利用するならばとことん使い尽くしてやる気概と心理的ドライさ(依存しないこと)」が大事だと思います。
働ける気がしない+障害年金が降りそうならそれで暮らしていくのも十分判断のうちですし、
けして甘くはない道ですが参入障壁の低いネットビジネスもあります。
というか、何が何でも「就社して」働かないといけないという思い込み自体が気持ち悪い…と常々考えているところです。
会社がなくならない保証もないわけですしね。
追記:私の体験談をアップしました
通って1年近くなりましたので、別途体験談をまとめました。
こちらは個人的な通ってみての感情の動きや、感想が中心になります。
在宅勤務に関する情報などもあります。
機能面や情報だけでなく、より踏み込んだ内容が知りたい方はこちらもぜひどうぞ。
◆執筆する上で参考にしたページ
「成人発達障害者が就労移行支援事業所の見学に行った体験談」(リンク切れのため解除)に掲載されていた内容が特性の傾向が近いのか、とても共感出来る内容でした。
特に、
「しかし、自分の中で論理的な意味がつながらない情報はどうしても覚えられない(=丸暗記が苦手)とか、自分で意義の納得できないことをやることに強い苦痛を感じるとかいった、真逆に位置するようなタイプもいます。
私はこちらのタイプでした。」「突発的なできごとへの素早い対処が得意でなく、対人関係の中で傷ついたり腹を立てたりしたときにそれを自分で認識するまでに時間がかかります。」
のところは非常に共感を覚えました。
制度との相性もありますので、こちらの方のように、検討はしたけれど就労移行支援事業所を使わないというのもありだと思います。
就労移行支援事業所の選び方 5つのポイント(リンク切れのため解除)
就労移行支援事業の2年後の問題(リンク切れのため解除)
破たんしている就労支援事業(リンク切れのため解除)
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メンタルを病んでしまった我々のような人間が、自力で一発で社会復帰するのはなかなか至難の業。
私も初めは就労移行に相談&訓練を受けてから、生活リズムの安定やスキルアップができました。
就労移行支援は「事務系」「IT系」など内容に応じて様々な施設があります。
迷うなら、全国に展開していてたくさんの事例を経験しているところに相談してみましょう。
相談や見学は無料なので、失うものは時間(+人によっては交通費)くらいです。
すべてが一気にバラ色に解決するわけではないけど、まずは一歩動くところから!ですよ!
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