【レインボープライド】結婚指輪SORAの指輪づくりワークショップに行った話

同性パートナー・ジェンダー///
SORA指輪作りワークショップ

ジルコニウムを使った独特の発色が特徴の結婚指輪・婚約指輪ブランド「SORA」。

東京でのLGBTQイベントや本店で開催される指輪やアクセサリー作りの体験ワークショップはSNSでも毎回好評のようで、ずっと気になっていました。

そしてなんと今回、「さっぽろレインボープライド2022」の企業ブースにて、初めて札幌で指輪ワークショップを開催するとの情報が!

実際行って来ましたので、ワークショップの体験談と感想についてまとめておきます。

まだ行ったことないけど興味あるという方の参考になれば幸いです。

この記事はこんな人にオススメ

  • 同性パートナーと結婚指輪を作ってみたい人
  • SORAさんの結婚指輪の発色に興味のある人
  • レインボープライドイベントの企業ブースの体験談に興味のある人

担当してくれたスタッフの方に「ブログに書いていいですか?」と聞いたら快くOKしてくださいました。ありがとうございます!

最高すぎる。SORAのワークショップをもっと多くの人に体験してほしい理由

結論から言うと、SORAさんの指輪作りワークショップ、最高でした!

ちなみに所要時間は30分ほどと言われましたが、専用のワークシートに記入するのに悩む時間などが人によってまちまちかも。

指輪作りワークショップの流れ

  1. 指輪のサイズを選ぶ
    おおまかにL、XLなどのサイズから選びます。
    調整はしてもらえますが、ちゃんとした指輪ほど細かいサイズ刻みはないのでピッタリのサイズにならない場合もあります。
  2. お支払い
    この日は1000円でした。しかも全額チャリティー!
  3. ワークシートへの記入
    「自分と繋がるワーク」というワークシートで15個のキーワードを書いて、自分の内面を掘り下げてイメージされるカラーを選びます。
    ここで選んだ色が(5)で指輪に付ける色になります。
  4. 指輪のサイズ調整
    指に合うサイズに調整してもらいます。
  5. 指輪への発色作業
    溶液に浸した指輪にスイッチで電気を流して色を付けます。
    この工程がめっちゃ楽しい。スタッフさんが一緒にやってくれますので安心。

ワークシートの実物はこんな感じです。

SORA指輪作りワークシート

1~8は形容詞を入れるスペースになっていますが、それ以外はフリー。

急に言われると結構難しかった…!
相方はわりとサクサク書いていたのですが、自分はめっちゃ時間かかりました。

同性カップルでも「普通」で「親身」な対応

SORAさんはもともとサイト上でもLGBTQフレンドリーを表明しているブランドです。

が、今回実際にブースにお邪魔してみて、「驚かれることも突っ込まれることも妙な応援オーラを感じることもなくごく普通に丁寧で親身な接客」だったのでこれが本ッ当ーーーーーーーに嬉しかった。

単にフレンドリー表明だけでなく、本当に顧客としてみなされているのだという安心感は大きいです。
(当たり前にやっているSORAさん側からしたら、失礼な感動かもしれませんが)

とくにあの魅力的な色合いに惹かれて、いずれ指輪を作るならこのブランドがいいなあ、とぼんやり思っていたので、これなら安心して買いに行けるな、とホッとしました。

シングルの人でもアウェイ感がない

今回、私はパートナー同伴で参加しましたが、普通にシングルの人もワークショップに参加しにきていましたし、そのことでスタッフが何か言うこともなく、ただ「きれいな指輪を作るワークショップ」としてやっているのが「ああ、いいな…」と思ってしまいました。

主力商品が結婚指輪のブランドですが、「シングルの人はお呼びでない」みたい空気は微塵もなかったです。

指輪の発色工程が科学の実験みたいで純粋に楽しい

指輪の発色作業が本当に楽しいんですよ!

溶液に浸された指輪に、ボタンを押して電気を流すとあら不思議。

皮膜の厚さでどんどん色が変わっていくのですが、これがなんだか理科の実験みたいで楽しい…小学生に戻った気分でした。

指輪のサイズ調整のときにトンカチで叩かれたところが面を形成するので、その数によってもまた風合いが異なるそうです。

出来上がった指輪が信じられないくらい綺麗な色

出来上がった指輪の色がねぇ…本当にねぇ…綺麗なんです…

SORAさんのサイトやInstagramには日夜それはもう綺麗な指輪の作例がたくさんアップされているのですが、実際にどんな色が出るは未知数でしたし、それが知りたくてワークショップに参加したんですよね。

結果は、写真とそっくり!

いや、現物はあれ以上に、目で見ないとわからない綺麗さがあります。

今回私達が作ってきた指輪はこんな感じです。

SORA指輪作りワークショップ

色はタンザナイトとツァボライト。どちらもめちゃくちゃ綺麗で、ずっと眺めていられる不思議な色合いです。

感想:体験会だけど、「指輪を作った!」という達成感がすごい

身もふたもない話なんですが、自分もパートナーも非正規雇用で薄給のため、
ちゃんとした素材の方の結婚指輪はポンと購入しに行けるだけの財力がありません。

「いずれは作りたいね」という夢はありましたが、購入資金もないのにお店に相談に行くわけにもいかず、作例を眺めながら貯金しつつ指をくわえているような状況でした。

けっこうそういうカップルは少なくないんじゃないでしょうか。

ですが、指輪づくりワークショップはチャリティーやイベントでの広報などを目的としているため、本式の指輪の数十分の一の価格です。
指輪自体の価格ではないので純粋に比較はできないですが、簡易なものでも形に残る指輪を二人で作ったという事実は大きいです。

相当、精神的な充足感があります。
オーダー製よりは色落ちしやすいそうなので、取り扱いに気を付けながら身に着けています!

学生でお金がなかったり、収入面が不安定でいきなりちゃんとした指輪を作りに行けないという場合でも、結婚指輪に憧れがある方はぜひ体験してみてほしいです。

指輪にそこまで憧れのなかった私ですら、見てはニヤニヤしているくらいなので…!

もちろん結婚指輪の相談にも乗ってもらえるし、店舗に突撃するより気軽!

先程も書きましたが、私達もいずれSORAさんに指輪を作ってもらおうと検討していたので、折角の機会なのでいろいろ聞きました。

オーダーメイドの流れや予算、サイトに掲載されている作例についてのあれこれなど結構たくさん質問してしまったのですが、どれも快く教えてもらえました。

店舗やお問い合わせフォームに直接突撃するよりも気軽に質問ができたので、「まだ検討してるだけなんだけど話聞きたいな…」という二人は、ワークショップの際のついで聞きをおすすめします。

結婚・婚約指輪のオーダーメイド「SORA」(ソラ)の公式サイトはこちら