【FF14推奨】Sound BlasterX H7のレビューと最適設定まとめ

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先日ファイナルファンタジー14の推奨周辺機器にも設定されているクリエイティブ社製ゲーミングヘッドセット「Sound BlasterX H7」を購入してみました。
が、意外と設定が自分のようなPCサウンド初心者にはわりとわかりづらく、思ったように使うためにいろいろいじる必要があったので、設定内容とレビューをまとめておくことにします。
FF14やMMORPGのサウンド関連に特化の記事を探してみたものの、スピーカーはいくつか見受けられましたがヘッドセットはあまり記述している方を見なかったので、これから似た系列のものを導入しようと考えている方は参考にしてみてください。

Sound BlasterX H7の基礎仕様と出来ること

通常のヘッドホン機能
ボリュームコントローラー・ミュート機能つきのコントロールボックス
最大7.1chのバーチャルサラウンド
USB接続(PC・PS4)
4極接続/アナログ接続(スマホなど)
プリセットとイコライザの調整・保存
VCなどに使えるマイク付属(付けずに使うことも可)
ボイスチェンジャー
(ソフトを導入すれば)PS4専用設定

基本的には、サラウンド・イコライザ・ボイスチェンジャーなどの設定をいじるソフトである「BlasterX Acoustic Engine Pro」を導入して使用することになります。
製品本体にドライバーやソフトの収録されているROMは含まれていないので、公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。

「BlasterX Acoustic Engine Pro」は、対応するクリエイティブ製品でないと使うことは出来ないので注意。
(単に持っているヘッドホンをバーチャルサラウンド化したい場合は、「Razer Surround」がよいかと。ただし要会員登録)

PCゲーム目的で使う時はUSB接続で使用すると思いますので、アナログケーブルはしまっておいて大丈夫です。
USBとアナログケーブルの併用はできません。

ドライバ・ソフトをインストールすると、「ALchemy」というソフトもくっついてくると思いますが、こちらもきっちり設定しておかないと本領発揮できないようです。これについても後述します。
(WindowsVista以降のOSでDirectSound3Dを正常に機能させるためのソフトウェアだそうです。FF14はDirectXで動いてるので当然影響を受ける)

肝心の聞こえ具合ですが、当然ながら安物ヘッドホン(3000円以下)に比べると、BGMは格段に良い聞こえ方です。
「Sound BlasterX シリーズ」の最上位に当たるモデルなので、さすがといった感じ。

素の状態では妙な低音の強調などもなく、調整を前提として作ってある感じの音がします。
(盛り盛りでギラギラした音が好きな人には物足りないかも)
安物との最大の違いは、それぞれの音がきっちりとばらけて聞こえること。
7.1/5.1chバーチャルサラウンド設定を有効にしておくとなおのこと音の広がりが深く、ゲーム目的だけでなくサウンド視聴用にも普通に使えます。
ただし、くっきりはっきり聞こえる分、ぼんやり全部の音が聞こえる安物に比べて聞き疲れやすいかもしれません。

FF14内で使用してみた感想としては、とにかく「音の方向がわかる!すごい!」でした。
インスタンスダンジョン内でパーティメンバーがどちらの方向で何をしているかが、格段にわかりやすいです。
また、サウンドチームが標準5.1chで作成しており力を入れていると噂の環境音もよりクリアな音で楽しめます。

PS4でUSB接続するときは別途Windows上でX-Plusコンフィグレーターを使い、PS4用に設定をヘッドセット本体に書き込む必要があるそうです。
これをせず普通に接続しただけだとおかしな聞こえ方をすることもあるというレビューが散見されたので、注意してください。
(X-Plusコンフィグレーターで設定したPS4専用設定とPCでの設定は併用できなさそうな感じだったので、双方で使いまわしたい人には不便かも)

装着感は、ロジクールの同系統の物よりもモフッ…と柔らかく、円形で大きいので耳の形を問いにくいのもGOOD。
自分はここが決め手になりました。ふわふわなので長時間使っていても疲れにくいかなと。
スポーツタイプの耳あてにはなっていないので、夏場のムレ感はロジクールのほうが抑えられてるかも。

マイクは着脱可能なのでVCをやらない人はマイクなしで普通のヘッドホンとして使うことも可能です。
ボイスチェンジャーは後述のソフト「BlasterX Acoustic Engine Pro」のなかに入っており、音響のプリセットと一緒に設定の保存もできます。
ヘッドホンの左側に装着するタイプのマイクで、わりとぐにゃぐにゃ動かせます。
手元のボリュームコントローラーでミュートもラク。

「BlasterX Acoustic Engine Pro」の設定方法

ドライバーとソフトのDLは公式サイトの「カスタマーサポート」→「ダウンロード」から無料で行えます。
「BlasterX Acoustic Engine Pro ソフトウエアパック」は複数あることもありますが、ダウンロードは日付の新しいものを選べばOKです。

ドライバとソフトのインストールがおわったらまずは「BlasterX Acoustic Engine Pro」、こいつを設定しましょう。
素のプリセットままだと低音が強めなので、このまま長時間プレイしていると疲れます。

設定の数値ですが、基本的には「Gamewatch」さんのインタビューにFF14サウンド担当の祖堅さんが回答しているこちらの記事にあったFF14向け設定をそのまま使っています。

sbx-h7_01_01

・SBXプロファイル:オン

・SBX Pro Studio設定
Surround=11%
Bass=10%
ほかはすべてOFF

・イコライザー設定
31=-1dB 62=-6dB 125=-4dB 250=-2dB 500=0dB 1k=0dB 2k=2dB 4k=-2dB 8k=0dB 16k=4dB レベル=0dB

ただ、この設定だと高音がキンキンとうるさい感じがしたので、16kを4→0dbへ変更しています。

↓イコライザのどこをいじるとどの音が変わるかの参考記事

また、Sound BlasterX H7自体は7.1chバーチャルサラウンド対応ですが、FF14は5.1chまでしか対応していないので、筆者はサラウンド部分の設定は5.1chにしてあります。

「ALchemy」の設定方法

「BlasterX Acoustic Engine Pro」の設定がおわったら忘れずにもう一つの付属ソフト「ALchemy」の設定をしておいてください。
これをやっておかないと、このヘッドセット、本領発揮しません。
(設定しないとどうなるかについては後のほうでまとめました)

「ALchemy」には自動でゲームを検出してくれる機能がありますが、FF14はこちらに対応していないので、手動で設定を追加してやる必要があります。

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「ALchemy」を開いたところ。「追加」を押して新規ゲームを登録します。

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ゲーム名は自由に入力できるので、「FF14」とかにしておきましょう。

筆者にはレジストリパスの使用はわかりにくかったため、ゲームパスを指定する形で設定しました。
例として、筆者のWindows7(64bit)では「FINAL FANTASY XIV – A Realm Reborn」フォルダの下にある「game」フォルダを指定しています。
(ゲームパスはインストールしたPCの環境で変わります)

バッファ、時間、最大ボイス数については、自動で入力されるものから数字をいじらずに使っています。
(今のところ問題は起きていません)

設定が完了したら、OKを押して右側のALchemy対応ゲームに移動させます。
移動し忘れると設定が反映されません。

↓「ALchemy」設定のために参考にした記事

画像が多く、手順もわかりやすいです

↓「ALchemy」の仕組みについて知りたい人向け

FF14側のおすすめサウンド設定

こちらは好みによる部分もありますが、FF14内の「システムコンフィグ」から以下の設定をしておくとより快適に遊べます。

サウンドの聴取位置→50
環境音→80

とくにサウンドの聴取位置については、バーチャルサラウンド適用時にキャラクター寄り100とかにしていると、マウントの足音が左右から聞こえてくる感じになってしまうので、普通のヘッドホンのように指向性のない音で足音を聞きたい人は上記の数字にしておくとよいかと。(逆にキャラクターから遠すぎると今度は足音などがほぼ聞こえなくなります)
また、筆者はBGMを聞きたいタイプなので環境音を下げていますが、環境音重視の方はBGMを下げるといいかと思います。

他に設定しておくとよいこと

そこまで効果があるかは分かりませんが、【FFXIV】最適なサウンド設定を探る【OS側設定】に書かれている設定も一応適応しておくとよいかも。

また、人によってはバーチャルサラウンドが方位を反映しすぎて逆に気になってしょうがない場合はステレオ2chに切り替えるのも手です。
(もったいないけど)

 

使うときに気をつけたいこと

コントロールボックスやコードが身体に密着していないか

Sound BlasterX H7特有というよりは、密閉型ヘッドホンの弱点かもしれません。
コントロールボックスやコードが身体にくっついていると、鼓動音・呼吸音が響いて聞こえ方に影響が出る場合があります。
筆者の環境ではコードがフラフラしているときによく起きる感じがしたので、コントロールボックスと余ったコードを机の上に載せるようにしたらだいぶ改善されました。
ワイヤレスヘッドセットだと音の遅延はあると聞くけど、この辺の不便感はないのかもしれない。

体調やヘッドホンの装着位置

聴力はちょっとした体調不良でもで変わることがあるみたいで、筆者は買ったタイミングが悪かったのか、聞こえ方がおかしいときにちょうど調整タイミングがかぶりました。
また、装着位置がずれていたりすると微妙に聞こえ方が左右異なったりすることもありますので、なんか変だ!と思ったら体調あるいは装着位置を疑ってみることをおすすめします。
買った当初左側だけ聞こえが悪く、聴力検査しにいったけど異常ありません、むしろよく聞こえてますと言われてしまいガックリ来た筆者です…
(体調が復活したらなおりました…)
とはいえ、本当に耳がおかしい場合もあるので油断は禁物ですが。

Sound BlasterX H7⇔スピーカーに再生を切り替えたい場合再ログインが必要

FF14側の仕組み上、一度ログインするとアナログ出力(スピーカーや他のヘッドホン)とこのヘッドホンを同時に使うことはできません。
どういうことかというと、「昼間はスピーカー、夜になったらヘッドホン」みたいなことをしようとすると、ランチャーからのログインし直しが必要になるということです。
どうしてもプレイ中に再生デバイスを切り替えたい!という方は、以下のFF14ロドスト日記に対処法をまとめてくれている方がいるので詳細はそちらをどうぞ。


Tournament Editionとの違いは?

Sound BlasterX H7には、後から発売になったTournament Editionが存在します。

ノーマル版との違いとしては、

・Tournament Edition(以下TE版)はコードが赤い(ノーマルは黒い)
・ヘッドホン部のデザインがシンプル化した
・マイクが改善されている
・パッケージが簡素化した

上記のような感じです。
値段は公式オンラインストアではどちらも同じ。
筆者はTE版の現物を見ていないのでサイト上での比較しか出来ませんでしたが、
どちらのバージョンもFF14の推奨周辺機器に指定されているので、よほどマイクにこだわりがある場合を除けば、好きな方あるいは安い方を選べばよいかと思います。
筆者が買ってきた大型家電量販店でもTEじゃないほうは在庫限りの特価品になっていたので、TE版に置き換わりつつあるのかもしれない…?

おまけ:「ALchemy」の設定をしないとどうなるのか?

上記でさんざん「すごいヘッドセットですよ!!!」と褒めておきながら、筆者は当初このヘッドセットを買ったことを後悔しつつありました。
ソフトやドライバと一緒にインストールされた「ALchemy」の存在には気づいていたのですが、これを設定していなかったため、
ゲーム内で一番聞くであろう効果音がとにかくひどかったんです。

とくに各種スキルを発動した時の効果音が…耳に刺さるような音でひどいひどい。
無調整のままだとすごくうるさい(特に高音)。
しかも、低い音は逆にこもったような感じに聞こえるんですよ。
BGMや普通の歌などを聞く分にはさほど問題を感じないのに、効果音については安物ヘッドホンのほうがマシに感じるレベルで耳に引っかかる音がするので、1万円以上もするヘッドセットでもこんなもんなの…?安いほうがまだマシじゃない…?と思っていました。

特に、具体的に例を挙げると暗黒のグリッドスタンス・暗黒、剣戟の音、エーテルフロー・鼓舞・ドローなどはかなりうるさく感じました。
他にもスレイプニルの足音とか。

後から考えると、どうもこれは「ALchemy」を導入していなかったためバーチャルサラウンドがおかしかったのにつられて効果音もおかしな音で聞こえていたのでは…という気がします。

まとめ

結果から言って良い買い物となりましたが、「ALchemy」を導入するまでは「どうすんのこれ…微妙…」というのが正直な感想でした。
なので、何を置いてもまずは買ったら「ALchemy」!導入しよう!
(「BlasterX Acoustic Engine Pro」のほうを設定し忘れるってことはまずないと思うので)

設定の面倒さはありますが、やはり公式推奨の機器というだけあって使い方に慣れれば相当聞き心地は快適です。
5.1chの環境下で聞く鳥のさえずり、川のせせらぎは圧巻の一言で、とくにグリダニア周辺地域は没入感がたまりません。
せっかくブルーレイディスクのFF14サウンドトラックも良い音質で聞いたことなかったので、今度そちらもこのヘッドセットで聞いてみたいところ…!

あとすっごいどうでもいいことですが、ヘッドホン部分の「X」の文字がピカピカするのもかっこいいです。使ってる本人には見えないけどな!

PC関連のハードウェアって高級なものになればなるほど、「いろいろわかってる人向け」なのかもしれないな、と思ったり。
特にこのSound BlasterX H7、買った人が少ないのか理由はわかりませんがネット上にレビューも解説もほとんどなく、お手上げになりかけたので、当記事が購入を検討している方や購入したけど似たような症状でぶん投げてしまった人のお役に立てば幸いです。

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