家族や友人がSBI証券に口座開設をすると、紹介者にTポイントやdポイントが入る紹介プログラムというものがあります。
2023年時点では一人あたり5000ポイントも入るので、なかなかおいしいです。
ただこのプログラム、大きな落とし穴が2つほどあり、うっかり条件を満たせないとせっかく紹介しても1ポイントも貰えません。
自分も今回、罠にハマってTポイントがもらえませんでした…
紹介プログラムの条件は、「有効期限内の招待URLから口座開設」「メインポイント設定+カード番号も登録」「両方の条件を60日以内に達成」です。
この3つが全てOKでないと、対象外となります。
以下で詳しく落とし穴の詳細と、回避方法を解説します。
落とし穴1:メインポイント登録したが、カード番号が登録されていない
SBI証券のポイントまわりのUIは取り回しが非常にクソ…もとい分かりづらいです。
Tポイントを例に出します。
Tポイントをメインポイントに指定して終わり…ではなく、カード番号の登録が必要になります。
しかも、カード番号だけあればよいわけではなく、Tポイントカードが紐づけてあるYahoo!アカウントが必要です。
YahooアカウントをSBI証券のサイトから連携させてはじめて、ポイントが有効になります。
ですので今回のケースですと、Tポイントカードは持っているけどYahooアカウントに登録していない人は、以下の手順を踏む必要があります。
- SBI証券口座の開設
- メインポイントの選択(Tポイント)
- 選択したメインポイントの指定されたアカウント先で、カード番号を登録する(Yahoo!アカウントでのTポイントカード登録)
- 選択したメインポイントのアカウントをSBI証券口座と連携する(Yahoo!アカウントをSBI証券口座と連携)
- SBI証券口座のポイント管理画面でカード番号とメインポイントの設定がされているか確認する
これは今回私もハマったメインの落とし穴です。
…そもそも、メインポイントに指定するときに強制的にアカウント連携を要求すれば、「メインポイント指定はされているがカード番号は登録されていない」なんていう訳のわからない宙ぶらりん状態は発生しないわけで、非常に導線というかUIが良くないな、と思いますが。
落とし穴2:カード番号未登録をチェックせず、ポイント未付与が分かってから問い合わせると期限切れになる
落とし穴2つ目は、上記のようなエラーなどで紹介ポイントが付与されず、「あれ?」と思ってから問い合わせると期限切れになるというものです。
どういうことかというと、
- ポイント付与条件の1つは「60日以内に達成する」
- ポイントの付与は「条件達成の翌月の最終週」
なので、「達成したぞ!ポイントそろそろもらえるかな~」「あれ?届かないぞ?」となってから問い合わせると、60日を経過する可能性が高いです。
つまりそこからカード番号を登録しても、もう条件達成できないので、紹介ポイントは貰えません。
ポイント付与って翌月が多いのでそこは仕方ないのかなと思いますが、紹介の条件達成の通知も特に無いので、気づいたときにはただ貰えないという事実だけが残るの、けっこう酷いな~と思います。
ただし、全く紹介者・被紹介者に非がなくトラッキングエラーなどの場合でポイントが付与されていないケースの場合は、60日うんぬんに関わらずポイントはもらえるようです。
今回問い合わせの仕方などについては、以下のブログを参考にさせてもらいました。
私のようにカード番号未登録といった凡ミスをしていない場合、このブログ通り「被紹介者側」から問い合わせを送ると解決するかもしれません。
2024/1開始の新NISAに向けてこれから口座を作る方も増えるかもしれないので、参考になれば幸いです。
5000ポイント、もらえると思ってもらえないのは痛いですから…!