【さっぽろ雪まつり】冬の北海道旅行初心者に道民がおくる7つのアドバイス

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冬の北海道旅行
札幌在住の筆者が北海道を初めて旅行する人に向けた「これだけは必須!」なアドバイスをまとめてみました。 実際に初めて北海道旅行に来る友人にヒアリングした内容が中心です。 主に冬期間に使える情報を掲載しているので、毎年2月のさっぽろ雪まつりやスキー旅行にお使いいただけます。 ※北海道旅行と銘打っていますが、主に札幌近郊への旅を想定して書いています。 函館・釧路・旭川等周辺部に向かわれる場合は事情が異なることもあるので、各地の天気予報等を参照してください。 また、筆者は執筆時で道民歴10年ほどです。

北海道旅行の服装と持ち物

【その1】服は重ね着出来るものを選ぶこと!

初めての北海道旅行を計画した友人にまず聞かれたのが「上着はどんなものを着ていけばいいか?」でした。 hokkaido-ryoko-winter01 これに対する答えは、ズバリ「重ね着できるもの」! タートルネックシャツ+パーカー+コートのような組み合わせが良いでしょう。 というのも、外は極寒でも、飲食店などの屋内は暖房がガンガン入れられていて暑いのが冬の北海道の特徴。 hokkaido-ryoko-winter02 そう、こんな感じで… コートのままでいると汗をかくレベルですので脱ぎ着のできる重ね着が適しています。 さらに、札幌ですと夜はマイナス5度くらいまでなるのに、昼間はプラス5度になったりといった極端な温度変化のある日も意外と多いです。 そういった場合に、ダウンコートのような「めっちゃ暖かい服1枚」でいると、逆にうまく調節ができなくて汗をかき、風邪を引くことにつながってしまうんですよね… ですので、厚手のダウンコートはあんまりおすすめしません。 ユニクロのヒートテック等の保温に優れたインナーウェアも、ずっと外にいるのでなければ実のところ微妙な気が… 寒がりの人はあってもいいと思いますが、そこまででもないなって人は普通の綿のインナー等でも十分やっていけます。 [adrotate banner=”6″]  

【その2】手袋とマフラーはとりあえず持っていって損なし!

上のアドバイスで「寒暖差が激しい」「重ね着が大事」と言っていることからもわかると思いますが、脱ぎ着して暖かさを調節できる手袋とマフラーは重要なアイテムです。 必要かな?と悩んだらとりあえず持っていっておきましょう。 マフラーは、ネックウォーマー等でも代用可能です。 北海道の雪道に慣れていない旅行者さんだと、ポケットに手を入れて歩くのは結構危険ですので、とくに手袋はあったほうがいいです!

【その3】靴は裏面に溝のあるものを!現地調達もアリ

「冬の北海道の靴ってどんなものを履いていけばいいの?」と友人にも聞かれました。 雪が降らない地域の旅行者さんからするとたしかに想像しづらいものですよね。 こちらは、一言で言うと「靴の裏に深めの溝が刻んであるもの」がおすすめです。 いわゆる「スノーシューズ」と呼ばれるジャンルの靴ですね。 なければ、長靴などでもなんとかなりますが、できれば歩きやすい靴を用意するのがいいでしょう。 地域によっては裏がつるつるした靴しかないよ!という場合もあると思うので、北海道入りしてから買うのもアリです。 札幌駅の駅ビル近辺にはABCマートのような靴屋もいくつかありますし、冬期間であればちゃんとそれ用の靴が売っています。 どんな靴選べばいいかわかんないよ!という人は北海道の女子学生たち愛用の「ムートンブーツ型」を選んでおけば間違いないです。 ちなみに、「丈が短い靴でも大丈夫?やっぱりブーツがいいの?」と気になる人もいるかと思いますが、これはどっちでも大丈夫。 道民でも、短い靴の人もいればブーツの人もいます。ブーツ愛用者でも長さもまちまちです。 札幌市内の観光だけであれば、除雪されていることも多いので丈の長いブーツじゃないとだめ!ということはありません。 都市部ではむしろ凍結路面の歩き方のほうが大切!(後述します) [adrotate banner=”6″]  

【その4】カイロはあっても無くてもOK。冷え性の人は持っていこう

「北海道、寒そうだしカイロは必要?」と意外と聞かれますが、結論から言えば「必要だと思えば持っていけば良い」です。 「カイロはあったほうがいいよ!」というアドバイスをしているサイトもありますが、筆者は北海道に越してきてから一度もホッカイロを使ったことありません。 ですが、冷え性の人など、道民でも使っている人はたしかに居ます。 ないとどんな人でも凍えるレベルの寒さ!ではないので持って行き忘れても焦らなくてOK。 富良野や旭川など、札幌より寒くなる地方へ行くときは用意するといいかもしれません。

北海道旅行 移動で気をつけたいこと

【その5】新千歳空港から札幌各所へは「空港連絡バス」のほうが便利

新千歳空港から札幌方面へのメジャーなアクセス方法は、大きく分けて以下の2つ。 ・JRの「快速エアポート」 ・北都交通/中央バスの「空港連絡バス」 大抵の旅行者さんは「快速エアポート」を利用するだろうと思うのですが、筆者は「空港連絡バス」をおすすめしています。 空港連絡バスのメリットは、以下の通り。
  • 追加料金無しで必ず座席に座れる、荷物を預けられる
  • 札幌市内各所に乗り場/降り場があり、主要ホテルや地下鉄駅からの利用に便利(帰りの場合もしかり)
  • 値段が快速エアポートに比べて安い(片道1030円) ※片道1100円に値上がりしました
  • 快速エアポートと比べ、トラブルで運行停止になりにくい(エアポートはわりと止まることがあります)
ただし、空港連絡バスにはデメリットもあります。
  • 快速エアポートに比べて少し時間がかかる(1時間半くらい)
  • 車内払いでは全国共通ICカードが使えない(空港で事前購入する際は使える)
  • 2人以上になると、一人ひとりに値段がかかるのでタクシー等のほうが安いことがある(定額空港タクシーは約7000円~)
その他、バスの現在位置がわかるスマホアプリも配信されているので、「今どのへんまでバスが来てるかわからない!」と不安になりそうな人はぜひこちらもダウンロードを。 →北都交通バスロケーションシステム「PINA」(アプリ)案内ページ(iPhone、Android対応) 【2018/4月追記】北都交通の空港連絡バスに「桑園」線が追加になりました! 桑園発で、「南19条西12丁目」「南19条西8丁目」「中の島神社」「平岸2条9丁目」「豊平区役所」「地下鉄美園駅」のバス停が新しく追加されます。 地下鉄美園駅は全国でも名店と名高いラーメン屋「麺屋 彩未 (さいみ)」の最寄り駅です!

【その6】「SUICA」などの交通系ICカードがあればチャージしておこう

札幌市内限定の話にはなりますが、地下鉄・市電・バス(じょうてつ、中央、JR)で「SUICA」などの全国の交通系ICカードが使用できます。 なので、もし地元で使っている交通系ICカードがあれば、事前にチャージしておくことをおすすめします! 札幌の路線図はそこまで複雑ではないですが、ICカードが使えれば料金計算いらずですみますからね。 (JR駅や地下鉄切符売り場などにチャージ機もあります) 札幌市内で利用可能な交通系ICカードは「Kitaca」「Suica」「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」「PASMO」「PiTaPa」「manaca」「はやかけん」「nimoca」です。(2019/1現在)

【その7】雪道で転びそうになったら無理に「頑張ら」ないで素直に転ぶこと!

冬の北海道旅行においてしばしば語られる「滑って転んだ」話。 思い出話で済めばいいのですが、転び方に慣れていないと、うっかり変な転び方をして骨折したり怪我をしたりして旅行が台無しになりかねません。 「じゃあ道民はどうやって転ばずに歩いてるの?」と疑問を持たれることかと思いますが、こればっかりは慣れが大きいので、旅行者さんがすぐに体得出来るかというと難しい。 hokkaido-ryoko-winter03 というか、実際には道民も結構転んでいるんです。 ただ、重篤な怪我につながりにくいのは、雪道に慣れていて、転び慣れているから。 だれも転んでも気にしませんし、心配してくれる人がほとんどです。 変に頑張って転ばないようにしてしまい、身体に力が入ると筋を痛めたりすることを道民は知っているのです。 ですので、雪道でもし転びそうになったら「頑張らずに素直に転んでしまう」のをおすすめします! また、万が一転んでしまい頭を打った場合はなるべく早く病院へ!脳神経外科等が良いですが、首筋が痛かったりする場合は整形外科も併せて受診しておきましょう。 札幌駅直結のファーマライズ医療モール札幌には、脳神経外科も整形外科もあるので本当に困ったらひとまずこちらで相談してみるのもアリ。 ◆北海道観光&グルメ関連記事 こちらも合わせてどうぞ 【札幌らーめん共和国】ごま&焙煎香る味噌「吉山商店」 ホテル京阪札幌は札幌駅至近&お手頃価格!泊まってみたので魅力を紹介します 新千歳空港(札幌)から北海きたえーる(北海道立総合体育センター)への行き方・料金・所要時間・駐車場情報 札幌のバスVS市電どっちが便利?それぞれのメリットを比較